↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界のひと  作者: くものひと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
75/76

男メット彼女

いろいろと誤解があったらしい


この町で騎士団の補給が行われる今日

予定通り私達をお城まで同行させてもらえるか聞いてきますよと、笑顔で出ていった町長さんが後ろ手に縛られて帰ってきた


『城に行った母が私を探しているはずだから』

と言うノアちゃんが自分の名前を出して欲しいと提案した結果らしい

行方不明者の名を口にした町長さんは誘拐犯と間違われ、さらに騎士団を脅迫したという罪まで付いて捕まっちゃうところだった


…やっぱり誘拐されてたんだなぁ


私達は勿論、ノアちゃんもここまで事が大きくなっているとは想像していなかったんだから仕方ない

後から来た偉い人と一緒に謝られた町長さんも笑って許してたみたい


改めて私達や自分の身元をノアちゃんが説明し、騎士団の人達に保護してもらえる事になる

今日は後から来た偉い人こと騎士団長さんと数名の人が館に残り明日の出発となった




翌日、町長さんをはじめとしたお世話になった人達にノアちゃんから習った言葉でお礼を伝える

おじさんがまたこの街に来た時には私達からのお礼を伝えてもらえるようお願いする


ウマーレム(私じゃなくノアちゃんが命名)が引く馬車に乗り込み騎士さん達に守られながら町を出る

騎士さん達もウマーレム(ノアちゃん命名)の大きさに随分と驚いていてノアちゃんは随分とご満悦

一度野営地に向かうという事で、そこに私達と同じ境遇の男性がいると団長さんが教えてくれた




野営地に着くとウマーレム(ノアちゃん)の様子がおかしい

キョロキョロとあたりを見渡していて落ち着きがない

野営地で出発の準備を終えた騎士団の人達と合流する頃にはなんかもう臨戦体制って感じ

流石におかしいと思ったノアちゃんが相談しようとした団長さんが手を挙げる

その視線の方向に黒髪の人がいる

これまでこちらの人で黒髪は見た事がないので多分そうなんだろう


団長さんの合図に気付いた隣の人と一緒こちらに向かってくる


ウマーレム(ノ)がドン!と脚を鳴らしびっくりする私達


ぺちーんとウマーレム()のおしりを叩くノアちゃん


男性の後ろの方から怒号が聞こえる


途端に何かが宙を飛んだ


人?…と…馬?


あ、また飛んだ…


ウマーレムからなんかビキビキという音が聞こえる


混乱と喧騒の中、今度は大きな黒い影が宙を舞い黒髪の人の背後に着地する


とても大きな…黒猫




黒猫は黒髪の人を咥えると凄い速さで山の方へと駆けて行った



…わ、なんかあの滝すごく大きい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。