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言葉と男
僕だ
僕の番が来た
緊張しながら覚えた挨拶をみんなの前で披露する
発音にも気をつけた
アンナさんが笑顔で大げさな拍手してくれる
女性陣も一切の嫌味もなく褒めてくれる
そう、彼女達と僕は仲間なのだ
今日中に、絶対に、顔と名前を覚えよう
お昼が終わりお茶を頂いているところで、アンナさんからこの国の言葉を習ってみませんかという提案をもらった
やる事に飢えていた僕達はその提案に飛びつくように受け入れた
みんなが覚えた挨拶で護衛の人達の反応を楽しむ中、僕は恥を忍んでアンナさんにステータスやレベルという単語に聞き覚えがないか尋ねる
片手に持っていた本をバババッっとめくり出す彼女を見て希望を捨てる
どんな意味なのか聞かれたが、意味はないので忘れてくださいと答えた
勇者はともかく、同じ境遇の彼らはどうやって強くなったのだろうか
けして急ぐことではないが強くなれるならそれに越したことはない
なによりせっかく飛ばされた異世界だ
空を飛んだりちょっと危ない魔法を使ってみたい
最低でも火、いやまぁもしくは妥協して風でも可
後ろに構えた両手を前に突き出して魔法を放つ
その魔法を僕はこう叫ぶのだ
かめはm




