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異世界のひと  作者: くものひと
23/37

さらにいつかの彼、そしてその彼と話すいつかの男

 あの街の領主様はとても良くしてくれたんだ


 …


 だから君に助けてほしい


 …


 勇者が剣を抜いた


 …


 これは君なら使えると思う


 …




僕は彼をここに連れてきた

存在が強力になった彼はもう誰にでも見える

最初はとても凄かったと彼女が苦笑いしながら言っていた

でも理性を取り戻した彼は随分とヒトらしい姿だ

そしてすこしは表情もつくれている

僕に笑顔を見せるがその顔は誰にも定まることは無い

その中には鏡でよく見る顔もある




 僕は君を信じているよ


 …


 君だって僕を助ける理由がある


 …


 だって君は…

 


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