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演劇部の皆さまと私の日常。  作者: 卯侑
夏休み~開始~
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51 卒業式


「今日で私達三年は仮卒業だからさ。みんな、これからもがんばってね。」


そう、文化部三年はこれで引退。

運動部は早くて4月頃に引退している部活もあるので、遅すぎる方だろう。


「遊びに来るからねぇ!(泣)」


咲先輩は、もう泣いていた。


そうそう、部長は早苗先輩に、副部長は竜先輩、書記は栞先輩が任命された。


そして、新生演劇部が誕生した。


そんな私達の最近の口癖は

「平和だね〜。」

だった。


梓先輩が居なくなったことにより、部を引っ掻き回す人が居なくなったのだ。

……いい意味でも、悪い意味でも。


そんな演劇部になれてきた頃、先輩の……三年の先輩達の、本当の旅立ちの日がやってきた。


卒業式だ。


「圭一、先輩っ!」


「ん、優李…ちゃん?どうしたの?一年は片付けじゃなかった?」


先輩が不思議そうな顔をして振り返る。

校舎前、ここは写真を撮る人達で溢れかえっていた。


「はい。すぐ行かなきゃなんですけど……少しだけ、お話しいいですか?」


圭一先輩に了承をとり、校舎裏の人目に付かないところへ移動した。


「圭一先輩、卒業…おめでとうございます。」


「ありがとう。」


「あの、色々ありがとうございました。」


「こちらこそ。……言いにくいんだけどさ、咲とうまくいってるんだ。」


「ほんとうですか!よかったぁ!」


心の底からそう思えた。

あの後、咲先輩も圭一先輩のことが好きなんですよ。と教えたのだ。


今、圭一先輩に恋い焦がれているかと言われたら、違うと答えるだろう。


ただ、大好きだっただけ、幸せになって欲しいと願っているだけだ。


「圭一先輩、私…吹っ切れました!心おきなくいちゃいちゃして下さい!」


私が宣言すると、圭一先輩は少しだけ驚いたような顔をして……笑った。


「ありがとう。」





私の中で、一つの恋が終わった。


「やっぱり、中学生でレンアイなんて早かったかな?まぁ、いっか。体育館の片付けめんどいなぁ。」


まだ、風が少し冷たかった。

けれども確かに、春が来ようとしていた。


そして、次の恋の話の始まりも、すぐそこ。




無理矢理感もありますが、完結しちゃいました。

処女作ということもあって、はじめの方のできに納得がいかなくなってしまいまして……。

今更、変更するのも難なので……。

結局、【彼】の正体が不明ですね。

申し訳ないです。作者が不甲斐ないばかりに……。


最後に、この小説を読んでくださった方に最大限の感謝を。


近い内に、続編を書きます。【彼】の正体はそちらで!

今度こそ、がんばります!


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