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商人ギルドへ




さて、従魔ギルドの宿を出たはいいが……


まずはどこのギルドへ行くか…


やっぱり商人ギルドかな?


よし!商人ギルドへ!


「フォーン、まずは商人ギルドに行ってみようと思う」


「(いいんじゃな〜い?でもどこにあるの〜?)」


………。


(辞書スキル 地図 共有)


おぉ、今いる場所、つまり従魔ギルドの前にが赤い点が、そして目的地である商人ギルドが白く点滅している…


辞書スキルさん…いえ、辞書スキル様、今日もありがとうございます…


ふぅどうやら従魔ギルドと同じ並びに五軒行ったところのようだ、


やっぱり門から近い所にあるんだな〜


でも北門からは近いけど南門からは遠いよなぁ


(ピロン)


お、辞書スキルさん


なになに、


北の方が魔物や動物が多く素材が多く手に入ると。


だから冒険者ギルドは北側に造られた、


従って冒険者ギルドに素材や薬草なんかを依存している商人ギルドや革加工ギルド、薬師ギルド…等なども北側に造られた、と。


ほかの街でもそのようになっている所が多いと。



そうなのか、たしかに近い方がお互い便利だし効率も良いだろうからな〜


「(近くて良かったね〜!)」


「(あぁ、ここからすぐだな)」




さて、五軒隣りに来たが、ここだな。


商人です、といった風格、佇まいの人達が出入りしている。


かっこいいなぁ、俺ってあんな感じに見られたことあるのかなぁ



商人ギルドの扉を潜ると目の前に広がる大きいカウンターに個別の商談?が出来そうな個室への扉が幾つかあり、大きいカウンターも目的別、行商、店舗、それぞれの種別にも分かれ専門の職員が居るようだ。


パッと見ただけでこれ程の情報が分かるとは…


なんと洗練され研ぎ上げられた施設でしょう!


商人、って感じだなぁ〜


特に何用と書かれていない目の前のお姉さんの所へ行ってみようか、


「本日はどのような…?」


うーん、神殿の身分証、あんまり見せない方がいいよな…


大騒ぎとか噂でヒソヒソされるの嫌だし…


と考えていると受付さんの眉がどんどん下がっていく…


怪しまれてるよなぁ


でもなぁ、うん、当たって砕けろ?まずは言うだけ言ってみるか。


うーん、身分証はあるけどギルド長さん以外に見せたくないんだけど、ギルド長さんに会うことは出来ます?


込み入った話と申しますか、余り知られたくないお話なのですが…


という旨を伝えてみる、


すると…


「……わかりました、ギルド長へ確認して参ります。」


え、いいの?


表情に出ていたのか受付さんは苦笑い…


「商人ギルドですからね、商人にとって情報は命ですので無闇にこの様な誰が聞いているかも分からない場所で情報開示を命じたらそれこそ商人ギルドの信用を損ないますので、


時々ギルド長へ直接、という方もいらっしゃいますしね。


さすがに身分証見せられない、でも会いたいという方はなかなかないらっしゃらない…と言いますか初めてですが…」


「そ、そうですか…」


そりゃそうだな、何人もいたら困るわな…俺が言えないな、はは





「お会いになるそうです、腰の剣だけお預かりしてもよろしいでしょうか?」


おぉ、やった〜!


「はい、お願いします」


そりゃそうだわな、身分証も出してないのに会えるだけでも凄いからな


でも魔法使いには意味無いよな…


いや、魔法使い少ないんだっけ?


それならまぁ意味はあるのかな、


それにわざわざ魔法使いは使わないだろう剣持ってるわけないよな、せめてナイフかショートソードだろう


俺のはロングソードだ、ぱっと見接近戦闘主体って感じだよな


まぁ見る人が見れば素人歩きだろうが…そこはステータスがどうにかしてくれてるから普通の人にはそこそこの体捌きに見えている…はずだ。


そして通された先にはセルスさんにそっくり…?


な感じの少しこう、くせ者感を漂わせた商人!って感じの男性が楽しそうに口元を吊り上げてこちらを見ている、


なんか…怖いな、下手なことを言えば丸裸にされそうだ、


「君が身分証の提示なしで私に会いたいと言った者かね?」


…楽しそうですね


「そうです、ですがなぜお受けに?」


面白そうな気がしたからだ、


…それだけでよくもまぁ…。俺としてはラッキーだけど…危ないと思いますが…


いや、商人はこれくらいしなくてはならないのかっ?!


魔法使いと言い商人も厳しいなぁ


命がけか、まぁそれはどこも一緒か。



扉の入口には受け付けさんが立っている、


万が一の時の為だろうが…


情報を漏らしたり余計なことは言わないと思うが…


「すみません、身分証をギルド長へ見せたらギルド長と二人きりにして貰えますか?」


ギルド長へ聞いてみる


「ああ、いいぞ」


「では」


受け付けさんに背を向けギルド長へのみ見えるように神殿の身分証を見せる、


一瞬目が、いや、瞳孔が開いたがそれもほんの一瞬のこと。


直ぐに元に戻った。


「…確認は出来た。君は下がってくれ」


「…はい。」


受付さんが消えると、ギルド長へ近付き身分証を渡しながら聞く、


「先程は細かく確認しなくてよかったのですか?」


「一目見れば分かるさ、その大きさ、装飾、充分だ。


…そうか、お忍びでねぇ」


「…はい、そして今回はお話があって参りました」


「ほぉ?」


「私は旅の道中で倒した魔物の素材を持っております、


そして私は冒険者ギルドへは登録しておりません」



「ほぉ、ほぉ、そういう事か、


まぁた珍しいなぁ


まぁとある高貴なお方だもんな、


それでその素材とは?」


…この人、俺の思ってた商人らしくないな…

ざっくばらんで大胆…?

几帳面で丁寧なイメージとは正反対だ


「先程の私の身分証のことも、そしてこのことも情報を漏らさないと何か証明して頂けますか?

あぁ、別に犯罪なんかの隠蔽をという訳ではありませんよ?

厄介事に巻き込まれたくないだけです。」


「ああ、それは分かるさ、よし、一筆認めよう。」


サラサラと特別?そうな紙に何かを書いていく、そしてブツブツと唱えたかと思うと紙がうっすらと光る、


「さて、これでどうだ?」


見せられた紙には


俺についての情報の一切を他に漏らさないという内容が書かれていた


「ええ、これで、」


「じゃあお前さんの血を一滴垂らしてくれ」


またもや針を渡される…


ポタっ


ふわり


また紙がうっすらと光り、二枚に分かれた


一枚が俺でもう一枚がギルド長のだそうだ。


「さて、契約も完了したぞ、素材とは?」


懐からポーチを出す、もちろん偽装用だが。


ポーチから出した風に怖い顔のネズミを一匹出す、


契約はしてもらったが念には念をな、一応アイテムボックスは言わないでおく。


「ほぉ、こりゃマジックポーチか、いや、このネズミも…」


ネズミに近付きブツブツと…



「それで、おいくらで引き取っていただけますか?」


「初めて見る変異だからな〜


皮や歯、爪なんかをしっかり見てみたい、見た感じ普通のより丈夫そうだしな、」


「ではまず一体ご購入されますか?」


「まず一体?」


「ええ、まだいますよ?」


「そ、そうなのか、」


「ええ、商人ギルドさんで買取りきれなかったり買取拒否されたら他のギルドに行こうかと思っていますので、」


「う、うむ、まず一体を購入させてくれ!」


そして、急いで解体するから30分まってー!お願い!


と。


「その分色つけてくださいますよね?」


「わかったわかった」




ぴったり30分後…


「素晴らしい!傷も少なく使い道もたくさんあるぞ〜」


との事。


「このネズミですが、いくつ購入なさいますか?


あ、蟻もありますよ?」


蟻も出してみると…


「き、傷がないぞ〜


かうぞぉ!


予算投入だぁ!」


と意気込んでいたが…


買取りきれなかった!


くやしい!と。


でしょうね…二日間俺がどれだけ大変な思いをしてネズミと戦ったと思ってるんだ〜!


「よし、それじゃあ他のギルドにギルド長宛の手紙書いてやるよ!持ってけ!俺たちギルドは助け合いだからな!」


「…その割には随分と買い取っていらっしゃいましたが…?」ジト目で見つめてしまう…。


「ま、まぁそりゃ商人だからな!はは?」


「はぁ、とりあえず手紙はありがとうございます」


「薬師ギルドは内蔵だな!

鍛冶ギルドは爪や牙だな。

革加工ギルドは皮だな、

喜ぶぞ〜

解体ギルドでまずは解体してもらえ〜!」


「お金かかるだけじゃね?」


「ばか!薬師が皮なんか使わないだろ


無駄になるんだよ、」


「?商人ギルドは?」


「自分たちで解体してもらうぞ?解体ギルドに。


商人は全て売り全て可能性を探すからな、


とりあえず他のギルドんとこでも売ってくれるのはありがたい!


冒険者ギルドの上乗せが無いし何より状態が良い!


他の奴らも喜ぶぞ〜」


「はぁ、それで解体ギルドはどこに?」


「この下だ。」


「下?」


「冒険者ギルドはそこで解体するからな、


前はちゃんと独立ギルドだったんだけどなぁ


今はウチの傘下だ。


割引するように言っとくぞ〜


いや、お前が持ってくとバレるよな、


一旦俺が解体する分全部預かって俺から解体依頼しとくぞ?


金はここに来て俺に払ってくれりゃあいい


俺のピンハネを心配するかもしれないがそんな野暮な真似はしないぞ?


こればっかりは信用してくれとしか、契約するか?」


「いや、いい、たのむよ」


うーん、全部はなぁ他でも売るだろうしなぁ


沢山あるからなぁ5分の1くらいだすか、ちなみに売ったのは100分の1くらい。まだまだおります。


出し過ぎか…?


いや、またとない機会だからな。




なんやかんやの後、商人ギルドでギルド長へすぐ会える札?謎金属のカードをくれた。VIP証みたいな感じか?


また明日商人ギルドへ来て解体された素材を受け取ることになった。


最後の方はグダグダだったけどいい人でよかった!






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