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素材を売りに行こう!





おお、やっと街が見えてきたぞ〜


こうやって外から見るとやっぱり大きいな〜


普段は行かないけど住宅街みたいな所もあるんだろうなぁ〜


そんな事を考えていると門の前についた、


さて、並ぶとするか。


あっ!俺の貰った神殿の身分証なら貴族用の門から入れるんだったな、


じゃあせっかくだし貴族用の門から入ろうか、


誰も並んでいないなぁと思いながら貴族用の門へ向かう。


貴族用の門に近付いて行ったら門番さんに物凄ぉく怪しまれたけど早めに教会の身分証を出して見せたらすんなぁり青い顔で通してくれた。


ふむ、服装…?でもオム様から貰ったこの装備気に入ってるんだよなぁ


物も良いし。旅にはぴったりの装備だ。


どうしようかなぁ


まぁお金が入ったら衣服やら装備も見てみるか、


あ、そもそも旅人風のやつが貴族用の門に行ったことが怪しかったのかもな〜


でもすんなり通してくれて良かった〜


もし板の身分証で怪しまれたり通してくれなかったら首から下げてるネックレスの方の身分証を見せるように言われていたが…


出番無かったな。


まぁ無い方がいいのか。


教会の人が門に何か言っておいてくれたのかな〜、


ありがたいなぁ。



よし、それじゃあ街にも入れた事だし…


まずは宿です埃を落とすか。


「フォーン、先に従魔ギルドの宿へ行ってもいいかな?」


「(体きれーにするの〜?いいよ〜)」


言うまでもなかったようだな、、

俺、そんなに感情漏れてるのか……

ま、まぁ困るこじゃないしいいか。


じゃあ従魔ギルドへ!


従魔ギルドのギルマス(セルスさん)従魔の巨大ヘビさん(ウィルスさん)居るかな〜



うん、初めてタリント(この街)に来た時は北門から入ってその時門の直ぐ近くだった従魔ギルド。


今は反対の南門から入ったからかなり遠く感じる、街道では早足で歩いていたが街中では人が多くて大分ゆっくり歩いているからな、余計に遠く感じる。


あぁ、ちょうど昼時だから余計に人が多いのか。


……あれ?俺らしい旅だっ!って言って飛行で道中カットして多くの国を見て回ることにしたんじゃなかったっけ俺。


飛行で街に戻ってれば余裕で昼前に着いてたよな…


ま、まぁのんびり旅だしな!


気にしない。


気にしないぞ!


すっかり忘れててちょっと悲しいけど…


若返ったから記憶力とか頭の働きも少しは良くなったと思ってたんだけどなぁ


…元が悪いから若返ってもあんまり…ってことか…?


いや、考えるな俺。


ふぅ、忘れよう。



おっ!ドライフルーツ奥さん(マリネさん)だ!


フォーンも気付いたようだ


喜びの感情が伝わって来る。


「寄ってくか、」


「(うんっ!)」



「こんにちは、マリネさん」


「あら、お客さんじゃないかい、もう街に帰ってきてたんだね」


「はい、ちょうど今さっき着いたところで」


「そうだったのかい、よくわからないが旦那が世話になったみたいだね」


「いえ、私に出来ることをしたまでですし、それにドライフルーツも沢山貰ってしまいましたから。フォーンも大喜びで、」


「そうだったのかい、それは良かったよ」


「はい、なのでお気になさらず。」


「わかったさね、」


「それで、ドライフルーツは買ってもよろしいでしょうか?」


「あぁ、好きなだけ買っておいきなさいな」


「いいのでしょうか?!」


「あぁ、いいよ、」


「(いやぁったぁあ!)」


「ありがとうございます!」


フォーンは喜びで俺の肩で飛び跳ねている


「(わぁいっわぁいっ!)」


「(フォーン、あぶないぞ〜、落ちるなよ〜)」


「(大丈夫大丈夫〜!だってこんなに嬉しいんだもん!)」


そう言ってまたぴょんぴょん飛び跳ねる。


…何が大丈夫なのか全く分からないが…大丈夫ならいいか。


飛び跳ねるフォーンをそのままに残っていたドライフルーツを全て買い、奥さんに挨拶をして別れる。


さて、もうすぐ従魔ギルドだ!



「すみませ〜ん!」


従魔ギルドに入ったがまたしても誰も居ない……


防犯は大丈夫なのか……


しゅるしゅるしゅる〜


ん?


「これはお客人、ようこそいらした。あいにく我が主は少々出ておりまして……。


主からはお客人がいらして部屋をご所望された際には以前泊まられた部屋へご案内する様にと命じられているのですが…


どう致しましょう?」


おぉ!ウィルスさん!


「お願いします!」


「それではこちらへ」


しゅるしゅる〜


おお〜滑らかな動きだ、巨大でもさすが蛇!って感じだな。


そして前に泊まった部屋に案内してくれた、ありがたい。


「ウィルスさん、ありがとうございました。


お代はセルスさんが帰ってきてからの方がよろしいでしょうか?」


「そうですね、そのように言付かっております。」


「わかりました、この後少し休んだらまた街へ出ますので帰ってきたらお願いします。」


「わかりました、お気を付けて。」


「ありがとうございます、」


そう言うと去っていくウィルスさん。


なんとも礼儀正しくよく出来た蛇さんだ……


一人でギルドの業務と宿の業務、そして警戒、見張りまで熟すとは……


「フォーンだって出来るもん!」


うぉお!


びっくりしたぁ


また感情が漏れてたのか、ダダ漏れだな。


「いや、フォーンと比べてる訳じゃなくてな、一人で凄いなぁって感心してたんだ、」


「そっか〜、すごいよね〜」


「あぁ。


よし、それじゃあ『洗浄』!フォーンにもいくぞ〜」


「うんっ!」


「『洗浄』!」


「きれーになったぁ〜!」


「あぁ、キレイだな!フォーンの毛並みはいつ見てもつやつやだな!」


「うんっ!」


「よし、それじゃあ行く……いや、オム様がアイテムボックス使える子はあまり多くないって言ってたよな…」


(辞書スキル マジックバッグ)


……これ、電子辞書どころか思いっきりスマホの便利機能だよな…


まぁスキルだからな…気にしたら負けか。


それで〜どれどれ、辞書スキルさんの返答は…



マジックバッグ、つまりは空間魔法の付与されたバッグやポーチ、箱、マジックポーチ、マジックボックスと呼ばれる物は存在します。なのでただのポーチなどをそれらに偽装することは可能です。


しかし、それらはダンジョンの深層でごく稀に発見されたり、古代の遺跡の中から稀に見つかる物で、とても希少で価値のある物です。


なので王族や大貴族が所有しており、一般の人々が実際に見たり使ったりする事はまずありません。使っている所を見られれば盗賊に襲われたり街の中だとしても付け狙われます。


しかし、ギルドの信用出来るギルドマスターなどに神殿の身分証を提示してから話せば、まぁ問題は無いかと思われます。金銭に困っている、そしてギルドに思い入れの無い、といった者にに不用意に話すと漏らされる可能性もあります。ご注意を。


入る容量は、ポーチ、バッグ、ボックスの順に上がっていきます。


しかしボックスはそこそこの大きさになるので、持ち運んでいるのは大変不自然でしょう。偽装に使用するのはバッグでも良いかと思いますが、容量が大きい分、価値も上がりますし希少性も増します。なので偽装に使用するならポーチが一番無難かと思われます。



……今日も素晴らしい返答をありがとうございます!辞書スキルさんっ!


バッグだけじゃなくてポーチやボックスもあるのなぁ、


じゃあポーチでいくか!


小さめの袋でいいんだよな?


う〜ん、おっ!オム様セットの中にちょうど良さそうな袋があったよな!


ガサゴソ


そうそうこれこれ!


うん!良さそうだな!


偽装用にこれは…時々フォーンが小さくなって入ってる俺の外套の内ポケットに入れとくか、


貴重で高価なものなんだもんな、これが自然だろう。


よし、早速素材を売りに行くかっ!




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