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ゼノマギア  作者: ささみ
第2章 なぜ彼は魔法少女であれるのか
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第31話 魔王軍

読み返したときに思ったより誤字が多くてビビったのでよかったら誤字報告してくれ……

 4人暮らしをすることになってから3日が経過した。

 千里の引っ越し作業やオルフェンに必要な用品の買い出しに時間がかかり、ようやく作業にひと段落したのが昨日の夜であり、俺は今朝ごはんの準備を千里としている最中だった。


「いや~、やっぱり家事出来る人が増えるとだいぶ楽だね」

「そうね、でも正直宇佐戯君も家事出来ることに驚いてるわ」

「え、そう?」


 俺だいぶ前から1人暮らしだし、普通にこれぐらいはできるんだけど……


「よし、できた」

「じゃあ、あの二人を起こして来るわね」

「うん、お願い」


 千里が2階に行き、思愛とオルフェンを連れてきた。


「ん~、もうちょっと寝たいんだけど……」

「朝にあの不審者について会議するって約束したでしょうが」

「思愛ちゃんって朝弱いのよね……」


 若干文句を言いながらも思愛がソファーに座り、朝ごはんを食べ始める。

 当然のようにいただきますを言っていないが、まぁ今この家にわざわざそれを言う人は千里しかいない。

 その千里もオルフェンに離乳食を食べさせることに夢中なため、指摘されることはないだろう。


「は~い、ごはんでちゅよ~」

「……なんだろうこの微妙な気持ちは」


 オルフェンは正真正銘の赤ちゃんだ。

 千里が赤ちゃん言葉でご飯を食べさせていてもおかしくはない。

 おかしくはないのだが……


「オルフェンが魔法少女の時に普通に話してるのを見たせいか、どうも赤ちゃんプレイを目の前で見せられてる感が強いんだよな……」

「あ~それ私も思ってたわ」


 どうやら思愛も同意見らしい。

 なんというかこの光景を見ていると、共感性羞恥で恥ずかしくなってくる。

 というか、オルフェンはよくそれを当たり前のように受けていられるな……


 そんなことを考えながらも俺たちは朝ご飯を食べ、その片付けをした後、俺たちは再びソファーに座り、会議を始めようとした。


「……前から思ってたんだけどさ、なんなんだこのソファー」

「え?なんか気になるところある?」


 しかし思愛がそんなことを言い出した。

 普通のソファーだと思うけどなんか疑問あるか?


「いや、コの字のソファーとか見たことないんだけど」

「え?そう?」

「まぁ、家に置いてあるものでこの形は私も見たことないわね……」


 どうやら千里も疑問に思っていたらしい。

 確かに俺の家のソファーはテーブルを囲うようにコの字の形をしているが、そんなに変だろうか?


「どう考えてもオーダメイドだよなこれ……」

「ふつうに食事用のテーブルを囲えるぐらい大きいし、多分そうね」

「え~、そんなに変かな……」


 どうやらこのソファーはだいぶ変らしい。

 と、そんなことを考えているとオルフェンが光だし、魔法少女の姿になった。


「ソファーの話はもういいから、さっさと会議をしないかしら?」

「あれ、若干言葉に圧を感じるな……」

「まぁ、こいつの言う通りだしさっさとやろうぜ」

「そうね、始めましょうか」


 オルフェンに圧をかけられた俺たちは、会議を始めることにした。

 まず話すべきは……


「オルフェン、そもそもあの不審者は何者なんだ?」

「あ~、それに関しては私もよくわかってないわ、分かっているのはあいつが軍人らしいことぐらいよ」

「軍人?」


 ってことは何らかの国に仕えているのか?

 そうなると魔物ってどこかの国が日本に仕向けた兵器ってことになるけど……


「本人が言うには魔王軍先制部隊の隊長らしいわ、どこまで信憑性があるのか怪しいけれどね」

「魔王軍?なんか話がファンタジー染みてきたな」

「もともと魔法少女がいる時点で大概じゃないかしら?」


 思愛がファンタジーみたいだと言ったが、俺としてもそれに同意見だ。

 でも千里の言う通り今更な気もする。


「魔王軍か、魔物の根絶を目指すにはそいつらを相手にしないといけないんだよな……」

「そうだな、まぁどんだけ大変だろうが私はやるけどな」

「私も精いっぱい応援するわね」

「……待って?魔物の根絶って何の話?」


 あ、そうか。

 オルフェンにはまだ俺たちが魔物の根絶を目指していることを話していなかったな。


「簡単に言うとな……」


 俺はオルフェンに思愛との間で合った出来事を伝えた。


「なるほど、そんなことがあったのね」

「あぁ、それで今俺たちは魔物の根絶を目指しているんだ」

「……よし、じゃあ私もそれに協力するわ」

「え?」


 思ってもいなかった言葉に俺は驚いてしまった。

 話はしたが、協力してほしいとは一切言っていないのだが……

 赤ちゃんを巻き込むのに抵抗もあるし……


「そもそも私が襲撃されないようにするには魔王軍を倒す必要があったし、必要だったことが目標にもなっただけよ」

「あぁ……、確かにそうだったな」


 もともとオルフェンは魔王軍に狙われていて、それから護衛をしてもらうために俺たちと一緒にいるのだ。

 だったら結局やるべきことは変わっていないのかもしれない。


「じゃぁせっかく協力関係になったんだし、私の名前を教えるわ」

「そういえば魔法少女としての名前しか知らなかったな」

「もう2日も一緒にいるのに、そういえば聞いてなかったわね」

「というか名前あったのか」


 思愛が普通に失礼なことを言っているが、まぁスルーしておく。


「私の名前は天道(てんどう) 彩夏(さいか)、天の道を往き、夏を彩るものと覚えておきなさい」


 なぜ夏を彩るんだ?

 思わずそう思ってしまったが、まぁ名前だし気にしなくてもいいだろう。


「じゃあこれからよろしくな彩夏!」

「えぇ、よろしくお願いするわ……」


 そのタイミングでオルフェンの体が光だし、姿が赤ちゃんへと戻った。

 ……過去話で結構時間使ってたもんな。

小話

彩夏の自己紹介を聞いた時、宇佐戯の頭にはなぜかカブトムシが思い浮かんだ。


名前の元ネタがまるわかりの人が出てきたのでポイント乞食します。ポイントください。


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