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ゼノマギア  作者: ささみ
第2章 なぜ彼は魔法少女であれるのか
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第28話 会議

 家のリビングのテーブルを三人で囲い、これまでにあったことを千里に話す。


「これが俺たちが出会った不審者だ。」

「なるほどね、確かに不審者だねその女は……」

「私にはよくわからんから後はいい感じに二人で考えてくれ」


 思愛が早々に話し合いを放棄したが、まぁこういうことは苦手だろうししょうがない。

 とりあえず千里と話し合うことにした。


「まず前提から話す、この不審者は間違いなく何か魔物に関わっている。」

「うん、私も同意見よ、だけど具体的にどこまで関わっていると思う?」


 なるほど、確かにそこは気になるな。

 俺の意見は……


「俺的には大元の時点で関わっていると思う」

「そうなの?たまたま魔物を操れるようになった一般人の可能性もあると思うけど?」

「そうだとしたら知りすぎだと思うんだ」

「それはどういう?」

「まずあいつは魔法を扱える、にも拘らず魔法少女機関に登録されていなかった」

「それは宇佐戯君もそうでしょ?」


 それはそうなんだが、あいつはそれ以上なんだよな……


「あいつはその2つのほかにワープのようなものを扱っていた。おそらく魔物が突然現れるのと同じ方法で」

「なるほど……、確かにそれだけのことを知っているなら大元に関わってると考えるべきね」


 3つも大元でもないと簡単には得られない情報を持っているんだ。

 流石にこれで大元には関係ありませんは通らないだろう。


「となるとどうにかしてそいつを捕まえて話を聞きたいわよね」

「あぁ、だがワープ能力を持つ相手をどう捕まえる?」

「魔法少女に変身できないようにするとか?」

「魔法自体は変身しなくても使えるんだよ、こんな感じで」


 そういって俺はアクアスピアを生み出して、すぐに消した。

 魔法少女に変身するのは変身したほうが身体能力が上がるのが理由として大きい。


「なるほどね……ん?今どうやって魔法出したの?マナゼリー飲んでないよね?」

「あぁ、今の俺の体にあるマナの量なら、アクアスピア1本分ぐらいのマナを集められるようになったんだよね、まぁまだマナの生成はできないんだけど」

「あぁ、そうだったのね」


 魔法を使って周囲にマナの残滓がある状態で変身解除したから、その時に集まったマナが俺の体に集まっていたのだ。


「まぁそれは今関係ないとして、ぶっちゃけ捕まえる方法がないんだよね……」

「そうね、う~ん正直もうどうしようもないんじゃない?」

「あはは、千里もそう思う?」


 やっぱり千里からしてもどうしようもないという判断らしい。

 はぁ、やっぱり戦闘中に少しずつ話を聞きだすしかないのかなぁ……


「でもあいつなんか俺に対して妙に警戒心が強かったんだよなぁ……」

「あぁ、なんか色違いのゼアを見たことあるみたいな言い方だったんだよね?けどそんなことありえるのかな?」

「ありえないとは言えないかな、俺の魔法少女の姿は魔法少女のシステムのようなものが、エラーを吐いた時のものだからね」


 ゼアファーストになって若干服の色を変えたが、それ以外は特にいじっていない、というかいじれなかったので、同じようにエラーの魔法少女がいたならそれは俺と同じ見た目になるだろう。


「なるほど、確かにありえなくもないね」

「だろ?問題なのは俺と同じ見た目のやつが不審者に何かしたってことなんだよな」

「これじゃあ宇佐戯君だと情報を得られないかもしれないね」

「となると……」

「頼れるのは~?」


 俺と千里が私は関係ありませんよみたいな雰囲気を醸し出している人のほうをじっと見つめる。


「……え、私?」

「だって俺じゃ無理だし」

「だって私魔法少女じゃないし」

「……まじか」


 3人中2人無理なんだから消去法で思愛にしかできない。

 頑張れ思愛!

 君だけが頼りだ!


「う、そんな期待のこもった目で見るなよ、分かったよ、やればいいんだろ?」

「よく言った思愛!」

「頑張ってね思愛ちゃん!」

「はいはい……」


 これで不審者に次あったときに対処する人は決まった。

 後はどうやって出会うかだけど……


「多分また魔物と同時に現れるよね?」

「というかそれ以外の接触方法がないんじゃないかしら?」

「まぁそれはそう」


 となると先にあさみとかの魔法少女機関陣営が先に遭遇した場合が厄介かもしれないな……


「……まぁそれはそうなったときに考えればいいか」

「そうね」


 さて、これで話すべきことは話せたよな。

 となれば……

 折角集まったんだし遊ぶしかねぇよな!!!


「じゃぁこれで話し合いも終わったし、なんかパーティーでもしようぜ!」

「いいわね、ちょうど見たいアニメがあるから鑑賞会でもしない?」

「どんなアニメだ?というかサブスク契約してんのか宇佐戯?」

「アニプラならしてるよ、じゃぁアニメの鑑賞会と行くか、コンビニに買い出し行くけどなんかほしいものある?」

「コーラとポテチ買ってきてくれ」

「お金は私が出すからいい感じにお願いね」

「おけ」


 俺は千里から5千円を受け取りコンビニで適当なお菓子と飲み物を買い、家へと帰った。


「戻ったぞ~」

「よ~し、こっちも準備ができてるぞ」

「ん?テレビで見るの?研究室に大きめのプロジェクターあるからそっちのほうがよくね?」

「え、まじで?」

「宇佐戯君ってなにげに結構お金持ちよね......、大きいし何でもある」


 まぁ両親の遺産がかなりあったからな……

 魔法少女機関の給料や魔物討伐手当のおかげでかなり収入もあるし、思えば俺って全く金に困ってないな……


「まぁ、ある分にはいいだろ、さっさと研究室片付けてアニメ見ようぜ」

「そうね」

「だな」


 俺たちはちゃっちゃと研究室を片付け、アニメの鑑賞会を行った。

小話

見たのはマスコットキャラが裏切るタイプの魔法少女ものの鬱アニメで、その結果理不尽にアクアに対する宇佐戯たちの信頼が下がった。


初めての会議回なのでポイント乞食します。ポイントください。

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