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ゼノマギア  作者: ささみ
第1章 なぜ彼は魔法少女となったのか
25/49

第24話 決闘

まさかの1日に2投稿

そして30分後に3つ目を出します。

 おなかに力を入れ消化を早める。

 すると体が光だし、姿が元に戻った。


「ふぅ、うまくいってよかった……」


 装置を作り始めてから3日、途中であさみに変身を見せてもらったり、御影さんに相談したりしつつも何とか完成させることができた。


「まだまだ改良の余地はあるが、まぁこれは今後に期待ということで......」


 サンプルが少ないため、あまり手を加えることができなかったことが心残りだが、まぁそこはしょうがない。

 まだ委員長も目を覚ましていないし、そこの改良は先送りにするしかない。


「さて、最終確認も済んだし、いよいよ決戦だな」


 俺は持っていく荷物を確認し、完成した装置を首にかけ、家を出た。


 *  *  *


「着いた……」


 家を出た俺が来たのはシントリエと遭遇した研究所の跡地だ。

 シントリエが移動していなければきっとここにいるだろう。


「す~は~……」


 後戻りできるのはここが最後だろう。

 ここから先に進むには魔法少女になる覚悟をしなければならない。

 俺は入る前に深呼吸をし、覚悟を決める。


「行くか!」


 研究所のさびれたドアを開き、俺は一歩踏み入れた。


「シントリエは……中庭かな」


 警戒を解くことはないが、おそらくシントリエはそこにいるだろう。

 中庭は結構な広さがある。

 決戦をするにはぴったりだろう。

 俺はボロボロの廊下を進み、中庭へと入る。


「へぇ、一人で来るとはな」

「お前と話すのに他の人がいると邪魔だからな」


 中庭の真ん中にシントリエがいた。

 まだ変身はしていないようだ。


「話だと?私がそれに付き合うとでも思ってんのか?」

「無理やりにでも話すから、どっちでも変わんないよ」

「そうかよ、ずいぶんと自信があるようだな」

「まぁ今回はこれがあるしね」


 そういってあるものを手に持ち、シントリエに見せつける。


「なんだそれ?CDのディスクか?」

「正解、これはディスクだ」

「それで何ができるんだよ」

「お前に勝てる」

「へぇ……、じゃあ見せてもらおうじゃねぇの」


 どうやらもうシントリエは変身する気のようだ。

 俺も変身するためにマナゼリーを飲む。


「変身」

『Are you ready? Change→Sintrier!!!』


 シントリエの体が光に包まれ、魔法少女へと姿を変える。


「ほら、そのディスクで何ができるんだ?」

「こうするんだよ」


 俺は首につけた装置の右側にディスクを差し込む。


「は?なんだそれ、ヘッドホンじゃないのか?」


 どうやらシントリエはこの装置をヘッドホンと勘違いしてたらしい。

 まぁヘッドホン型に作ったから当たり前だが。


「行くぜ?『変身!』」


『Are you ready? Change→XeA THE First Appearance!!!』


 俺の体が光に包まれ姿を変えていく。

 だがいつもとは違うところがある。

 いつもは真っ白な服にところどころ紫色の装飾が現れ、首にヘッドホンをかけている。


「ゼアファースト、ここに見参!」

「……まじかよ」


 これこそが俺の作り上げたヘッドホン型変身ガジェットによる機能!

 その名も魔法少女ゼア ファーストフォーム!!!

 いつものゼアに比べ、無駄な部分へのマナの消費がなくなり、その分を身体能力に回すことで基礎スペックがなんと約1.5倍に向上!

 されにこれ以上の目玉機能がある……


「おりゃあ!」

「なっ、空を飛んで!?」


 俺は低空飛行でシントリエに飛び込み殴り掛かる。

 そう、これこそがこのガジェットの目玉機能!

 固有魔法のコピーだ!!!

 俺のあの魔法が使いたいという脳波を自動的に検知し、その波長を流すことで魔法を発動させることができるのだ!

 まぁその固有魔法の波長を知る必要があるから、その場でコピーするとかはできないが、それでも十分だ。

 今このガジェットには御影さんの資料にあった3つの固有魔法が入力されている。

 この3つをうまく使えばシントリエにも勝てる!


「ぐ、この!すばしっこいんだよ!」

「おっとあぶない」


 シントリエは周りをぐるぐるしながら攻撃を仕掛ける俺にイラついたらしく、ファイアボールを地面に当て爆発させる。

 しれっと自分はバリアを張って守っているあたり、やはり慣れを感じる。

 俺はその攻撃を避けるために少し距離を取る。


「なんなんだお前は!男が変身したと思えば今度は変な機械で姿を変えて!」

「しいて言えば天才プログラマーかな」

「うるせぇ!」

「聞いたのお前だろ!?」


 シントリエがアクアスピアを手に持ち、俺に攻撃を仕掛ける。

 それを何回か躱した後、あるものを生成しアクアスピアを受け止める。


「刀!?」

「魔法で生み出した特別製のな!」


 使ったのは刀を生成する魔法で、この魔法で生み出した刀にはなんであろうと受けることができる効果があるらしく、本来は液体なのですり抜けてしまうアクアスピアでも、受け止めることが可能だ。


「ぐ、おりゃあ!」

「甘い!」

「が!?」


 単純な力勝負であれば今は俺のほうに分がある!

 俺はつばぜり合いになった槍を力任せに押し切った。

 それによってシントリエは軽く吹き飛ばされる。


「どうだ?話を聞く気になったかな?」

「けほっ、あいにく私は話を聞かずに突っ走るタイプなんだよ」

「そうか、残念だな」

「あぁ、もっと残念がってくれ、あとさっき吹き飛ばされたときに思い出したことがある、私の昔の知り合いの魔法少女が使ってた固有魔法だろそれ」

「おっと、ばれたか」


 まぁ、御影さんの資料にあった固有魔法の波長は、シントリエの協力で得たものだろうし、ばれるのも時間の問題だったか。


「多分もう一つ使える魔法あるだろ」

「さぁ?なんのことだか」

「発光する魔法、確かそんなんだったはずだ」

「……まぁ、ばれるよなぁ」


 発光する魔法、それ以上でもそれ以下でもないシンプルな魔法だ。

 ただ光るだけ、目くらましか懐中電灯の代わりぐらいにしか使えない。

 そしてシントリエにばれたことで目くらましにも使いづらくなった。


「さぁ、第2ラウンドと行こうか」

「……あぁ、そうだな」


 研究所跡地の中庭で白と黒の魔法少女が刀と槍を持って向かい合っていた。

今回の使用魔法紹介


魔法名

飛行

攻撃力D

スピードA

使いやすさA

射程距離A

汎用性B

魔力消費 1kmごとに1

概要

飛行という強力な効果のわりに魔力消費が低く、速度も十分速い、ある程度の広さがある場所で使えば無類の強さを発揮できる。

魔法少女の素のスペックで、ほぼ飛んでるみたいな動きができなくもない部分を見なければ、非常に優秀な魔法となる。


魔法名

刀生成

攻撃力D

スピードC

使いやすさC

射程距離D

汎用性C

魔力消費 普通のサイズなら15

概要

刀であればどんなものでも生み出すことができるが、サイズに応じてマナを消費する。

また、刀ではあるが、そのスペックのほとんどを頑強さに振っているらしく、切れ味はほとんどないため、攻撃力は低い。

ただし、何でも受け止めることのできる効果も相まって防御面では優秀で、使い手の技術が必要になるがバリア以上の防御性能を誇る。


小話

変身ガジェットとはいうものの、変身しなくても固有魔法を発動させる機能は使える。

ちなみにヘッドホン型なのはその機能上頭の近くにある必要があり、そのうえで自然かつかわいいと宇佐戯が思ったため。


ついに変身ガジェットが出せたのでポイント乞食します。ポイントください。

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