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第98話 いざ、モレイスト地下大宮殿

ギルガンギルの塔の会議室。

パーティーメンバーの4人と俺とネル、6柱の神たちで打ち合わせを始めた。


モレイスト地下大宮殿は俺が作った迷宮だ。

誰よりも熟知している。


「それでは実際の行動を伝えたい。宮殿内部の迷宮部分にあるギミックは俺の方でロックした。ほとんど問題なく進めるはずだ」


俺は思念を飛ばす。

皆が頷き、闘志を燃やし始めた。


「計画を練ってある。皆頭に叩き込んでくれ。アート頼む」

「ええ、後はあーしが説明いたしますわね」


ぐるぐる眼鏡がキラリと光る。


「まず茜、どうやら18階層にしか行けないようなのですわ。最奥につくまではあなたの力は温存していただきますわ」


「うん、わかった」


茜は元気よく答える。


「セリレさん、前衛をお願いしますわ。今の感じだと、18階層はもぬけの殻。19階層の中央に10体ほど魔導兵器がいるようですわ。兵器に魔法は効きませんが所詮は機械。おそらくあなたの『風化』と『雷撃』で大きなダメージを与えられそうですの。お願い出来まして?」


「うむ。問題ないぞよ」


ショートケーキを顔いっぱいで堪能している大精霊は話をちゃんと聞いていたようだ。

――高貴な存在が顔にクリームいっぱいって…


「ギルアデス、あなたには確認していただきたいのですわ。生物が隠れていないか。その『強制の魔眼』で」


「っ!?……かないませんな。誰にも告げていませんが……」


思わず零すギルアデス。


「おそらく最大出力なら、生物は反応します。絶対に取りこぼしできませんの。お願い出来まして?」

「賜りました。仰せの通りに」


姿勢を正し丁寧に頭を下げる。


「ラスタルム、あなたは物理担当ですわ。端からぶち倒してくださるかしら?もちろんセリレさんのスキルの後でですが」


「ああ、わかったよ。任せろ」


大きく頷いて、瞳に力が宿っていく。


「アースノートさん、私は?」


「茜は最奥に付いたらノータイムで音波兵器をぶちかましてほしいの。そしてすぐに緑を最大で纏って琥珀のブレードで切り裂いてくださる?勝負は一瞬で決めてくださいませ」


「えっ?音波?………えっ?」

「変身できますわよね?マジカル茜」


「えっ?嘘だよね?……魔導兵器じゃ………」


突然挙動不審になる茜。

かつての羞恥心がよみがえる。


アースノートの目に怪しい光がともる。


「最大出力が期待できるのは、いまだにマジカル茜ですわ。理論上魔導兵器の約220%の威力が出ますのよ。最奥のつくりは大広間。突入直前に変身して、恥ずかしい想いをしたうえで、詠唱をしてから飛び込んで即発動。そして神器開放とともにアタック。そういう流れですわ」


「えっ?でも……本気?」

「ええ、世界の為です」


「茜、お前にかかっているんだ。頼む」


茜の顔が真っ赤に染まった。


「………わかった。やります」



――なんだかうまくいく気がしてきた皆だった。



※※※※※



準備ができいよいよ出発だ。

良い雰囲気になったとはいえ相手はもう一人の俺だ。

心配は尽きない。


「茜、絶対に死ぬな。だが、もうお前しか奴を倒せない。頼む」


俺は茜を抱きしめた。

心の底からの想いを込めて。


「茜、ごめんなさい。私たちは行けません。でも………強くなった貴女は私の誇りです。頑張りなさい。――マジカル茜、可愛いですよ」


アルテミリスが茜を抱きしめる。


「うん、アルテミリ……アルテママ。絶対やっつけてくる。作戦は少し恥ずかしいけど、こんなすごい人たちが一緒に来てくれるんだ。勝つよ」


俺は改めて4人に魔神眼を発動した。



◆◆

【茜】

【種族】亜神

【性別】女性

【年齢】20歳/制限撤廃

【職業】勇者

【保有色】(琥珀・緑)・(漆黒・白銀)・(※※※※※)

【存在値】64,026/500,000(装備効果+20,000)

【経験値】6,402,627/6,402,700

【特殊スキル】

『※※※※※※※※』『※※※※※※』『変身』『神器装着』

【固有スキル】

『※※※※』『究極浄化』

『聖魔法8/10』『愛の衝撃』

【称号】

魔を払うもの・※※※※※※※・※※※※※※※


◆◆  



流石茜は強い。

装備効果で存在値が20,000も上がるようだ。

……80,000越え?


もうここは茜頼りだな。



◆◆



【セリレ・リレリアルノ】

【種族】大精霊

【性別】擬態:女性

【年齢】20歳/88,037歳

【職業】精霊龍・大気を統べるもの

【保有色】(藍色・金)

【存在値】43,328/80,000

【経験値】4,332,836/4,332,900

【特殊スキル】

『擬態』『風化』

【固有スキル】

『精霊魔法』『精霊召喚』

【称号】

『大精霊』


◆◆


流石大精霊だ。

存在値43,000越え。


俺たちより強いじゃんか……

まあ、今は仲間だ。

頼らせてもらおう。


◆◆


【ギルアデス・バランディア】

【種族】大魔族

【性別】男性

【年齢】5,221歳

【職業】大将軍・執事

【保有色】(黒・赤)

【存在値】5,192/10,000

【経験値】519,243/519,300

【特殊スキル】

『強制の魔眼』

【固有スキル】

『魔族王覚醒』

【称号】

『闇の神の叔父』


◆◆


ギルアデスの強みは何といっても『強制の魔眼』だな。

何より大魔族だ。


戦いのコツを良く解っている。



◆◆



【ラスタルム・ダルジュ】

【種族】古龍

【性別】男性

【年齢】5,521歳

【職業】炎龍

【保有色】(赤・黄)

【存在値】8,265/50,000

【経験値】826,544/826,600

【特殊スキル】

『炎界展開』

【固有スキル】

『獄炎ブレス』『龍化』

【称号】

『水の神の友』『炎の番人』


◆◆


杖を渡したが「エリスに」と固辞された。

ラスターは安定した龍化ができる。


確か最奥は広かったはずだ。



※※※※※



「よし、お前たちにこの星の命運がかかっている」


俺は魔力を練り、モレイスト地下大宮殿へのパスをつなげる。


「では……転移!!!」


希望を託した4人を転移させた。

魔力の残滓が煌めく。



「頼んだぞ」



※※※※※



モレイスト地下大宮殿の最奥の儀式の間。

『俺のようなスライム』は腹をさすりながら地面に横になっていた。


………腹は膨れたが、足りない。

っ!?……どうやらエサが来たようだ。


(…ハハハ、わざわざ来てくれるとは――有り難い)


俺は面倒が嫌いだ。


にやりと笑い――

目を瞑った。



周りには大量のスライムが蠢いていた。


異様な黒い魔力をたぎらせながら――


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