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第72章 弟

 フレイザー兄妹は、ソウマの弟が変わり果てた姿を見てしまう。

 フレイザー兄妹は、ソウマの家で寝泊まりすることになった。

「ケント、学校に居たときは、何も話さなくてすまなかった。あれ以来連絡できなくて」

「別に心配することなんて何も無い。何しろ、俺達兄妹にとってソウマは親友みたいな関係だろ」

「そうだな。キョウは俺のことを尊敬していた」と、ソウマは言う。

ソウマはかつて士官学校の同学年の生徒たちと連絡を取っていた。フレイザー兄妹を始めとした聖騎士になった者を除いて。

 「あのぉ……、お呼びですか?」と、ソウマの弟キョウが来る。「紹介しよう。弟の吉浜キョウだ」とソウマは言う。

ソウマの弟キョウの姿を見たフレイザー兄妹に、衝撃が走る。

「何だ、この姿は?」「本当にソウマ君の弟?」と、フレイザー兄妹は言う。

「そうだ。こいつが、俺の弟キョウだ」とソウマは言うと、「どう見ても、弟には見えない。女みたいだ」と、ケントが言う。

ケントの言う通り、吉浜キョウは、魔物との戦いにおいて、性転換されられたのだ。

「兄様」と、キョウは言う。

「ボク、男の子だよ」とキョウは言うが、「どこが男の子何だ? どう見ても変な体だ」とケントは言う。「キョウが、俺の家に帰り着いた時には、体がボロボロになっていた。慣れない体になっていて」とソウマは言う。

ソウマは「何があっても、障子は開けるなよ」と、フレイザー兄妹に忠告する。

ソフィアは、案の定障子を開けてしまい、なんとキョウが月を見て鬼になってしまた。

キョウが暴れそうになった所ケントは、首元を叩いたら、キョウは大人しくなりました。

 その夜、眠りについたフレイザー兄妹は、夢の中でとある場所にいました。

「あの女、本当は男だったのか?」と、ジギーは言う。

「そうだ、でもあいつ、月を見たら鬼になった」と、ケントは言う。

「ケント、ソフィア、気をつけろ、これは良からぬことが起こり得ることかもしれぬ」と、ジギーは言う。

 夜が明けると、フレイザー兄妹は、ソウマの所に行きます。

「やっと起きたか」とソウマは言う。フレイザー兄妹が、キョウの姿を見ると、「あれ? 元の体に戻っているよ」とソフィアが言う。

インターホンが鳴ると、ソウマは玄関に向かう。「誰だ?」

玄関を開けると、「やぁ、俺は聖騎士団の十将の1人、ジョフレだ」とジョフレが来たのでした。

フレイザー兄妹はジョフレに、ソウマの弟キョウの事を説明する。

「なるほどな」と、ジョフレは納得する。

「おそらくキョウは、謎のバケモノと遭遇していた。あの時俺は、キョウの言葉を聞いて、初めてバケモノの恐ろしさを思い知ってしまった」と、ソウマは言う。

「だから俺達兄妹に助けを求めた理由は、そういうことだったのか」とケントは言う。

ソウマの弟キョウは、謎のバケモノと遭遇し戦ったが、鬼化光線を受けてしまい、性転換の呪薬を浴びてしまった。

 和の異国とある場所にて、「ガロン様」「何事?」「あのガキは、男から女になる呪薬を浴びさせるまではよかったのですが、わざわざ鬼にする必要ありますでしょうか?」「構わん。鬼は拙者の糧でござる」「左様ですな」と、タロットカード「死神」の魔王ガロンと、手下の不穏な会話が行われていました。

 ソウマはキョウを守るために、聖騎士団に協力することなった。


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