第57章 三次試験会場行き列車
三次試験会場に着くまで、受験者達の休息の時間が与えられる。
二次試験が終わり、合格した405人の受験者達は、疲れを取るため、三次試験会場行き列車の中に入った。クリスベルは、「合格者が全員乗りました」と、車掌に言います。
車掌は、「それでは、発車します。忘れ物等ございませんようにご注意ください」と、アナウンスし、三次試験会場へ行きます。
車内では、「どうだソフィア。三次試験会場に着くまで、部屋で寛ごうか」と、ケントは言います。
「そうね。でも、三次試験会場に着くまであまり部屋から出ない方がいいかも」と、ソフィアは言います。
それから、しばらくして、受験者達に食事の時が来た。
「受験者の皆さん。聖騎士団特製の料理がきました。これを食べて活力を上げていきましょう」と、受験者達は、食事をします。
ソフィアは、「この味、お母さんの料理の味に似ている」と、母親のことを思い出します。
ケントは、「そうだな。今頃家族皆はどうしてるんだろう?」と、言います。
フレイザー兄妹は、家族の事を思い出し、聖騎士団に入って、家族に会いたいという意思が芽生えた。
食事を終えると、もう寝る時間です。
ケントが、眠りについた時、夢の中で謎の声がします。「お主、本当に家族に会いたいと言うのか?」
ケントは、「そうだけど。俺に声を掛けたのは誰だ? 何処に居る?」と、言います。
ケントは、とある夢の場に立っていた。ソフィアも、同じく、とある夢の場に立っていた。
ジギーは、「ここにいるのはお前の妹か?」と、ケントに言います。ケントは、「そうだ」と、言います。
ジギーは、「この声は、14代目の声だ」と、ケントに言い聞かせます。
ケントは、14の椅子の方向を向きます。
真っ黒だった14代目の姿が現れます。
「私の名はリンディス。14代目の継承者」
14の椅子に座っているのは、リンディスです。
リンディスは、「二次試験を一番乗りで合格したようだな」と、感心します。
「これから先、険しく、激しい戦いが起こり得る。私の力を受け取るのだ」と、リンディスは言います。
「私も、力がほしい」と、ソフィアが、言います。
ジギーは、「良かろう。お前も同じ炎の痣を持つものとして、認めてやる」と、ソフィアのお願いを受け入れます。
フレイザー兄妹は、14代目の能力を手に入れました。
夜が明け、フレイザー兄妹は、目覚めます。
「ソフィア。何か、感じるのか?」と、ケントは言います。
ソフィアは、「炎の痣が現れて以来、初めてよ。でも、それってやばいと思うけど」と、言います。
ケントは、「そうか? 俺には、邪悪で恐ろしい何かが現れる」と、言います。
フレイザー兄妹が、三次試験で何かが起こると、感じた。




