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第58章 「隠者」の魔王

 暗黒魔界城にて、「グラナードよ」「はい、大魔王様」「次の手を教えよ」「はい、次は『隠者』の魔王を送ります」と、大魔王と、グラナードの不穏な会話が行われていた。それをこっそり覗き見していた者がいた、その名はガルマだった。ガルマは、「グラナードのやつ、どうせ上手く行かんだろうな」と、言いながら。

「ガルマ」「何だザックス?」「我々が、やるべきことは何か知っているだろな」「はい。バベル亡き今は、引き続き魔物を放つとしよう」

「運命の車輪」の魔王ガルマは、大魔王の右腕として、暗黒魔界城で、大魔王の守護を担当する。

 ところ変わって、三次試験会場行き列車にて、「まもなく三次試験会場前駅に到着します」と、アナウンスが流れる。

クリスベルは、「皆さん、三次試験会場に到着するので、準備を」と、受験者達に言います。

「もうすぐ着くそうだ。行くぞソフィア」「はい、お兄ちゃん。いつでも行けるよ」

列車は、三次試験会場前駅に到着しました。受験者達は次の三次試験を受ける。

駅から歩いて、10分で三次試験会場に着きました。

「受験者の皆さん、三次試験会場へようこそ。三次試験官はこの俺、カイン・エルリックが担当する」と、試験官はカインと名乗り、受験者達に挨拶をしました。

「三次試験は会場を出て、7日後に会場へ戻ってくるまで生き残ること」と、カインは説明します。

「準備はいいか? それでは皆の健闘を祈る」と、カインは受験者達に言いました。ケントは、「いいかソフィア。何があっても、俺から離れるなよ」と、ソフィアに言います。

受験者達が、試験会場を出たことで、三次試験が開始した。

 暗黒魔界城では、「行くぞ、儂の手下よ」と、「隠者」の魔王オルテガが言います。とうとう、オルテガの進軍が始まった。それを見ていたのはグラナードです。

「今度こそは、あの炎の痣を持つ者を倒す。頼んだぞオルテガ」とグラナードは言います。

オルテガは、「任せたまえ」と、言います。

 フレイザー兄妹は、ひたすら7日間生き残ることを肝に銘じ、現れる魔物と戦う。

「伝承を持た無い魔物め」と、ケントは魔物を倒す。

「ソフィア。何かが近付いてくるから、安全なところを探すんだ」と、ケントは言います。恐ろしい何者かが、動き始めていることを。

「何だろうこれ? そこら中に落ちているけど」と、ソフィアは落ちているものを拾います。

「数字が書かれている」「一応、持っていたほうがいいと思う」「そうね」

フレイザー兄妹は、何かの証拠として、落ちているものをソフィアの帽子に入れました。


 次回フレイザー兄妹は何者かと対峙する。

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