第16章 非常事態
スライムを作った事がきっかけで、非常事態が発生した。
何事もなかったかのように、週末を過ごしていたフレイザー兄妹だった。
「全くだ。魔法の才能を開花されるために、俺を呼んで、連れていくなんて」「私だって、もっと魔法が使えるようになりたかったのよ」
そんなこんなで、日曜日の士官養成学校では、教師達が話し合ってました。「昨晩、何者かが、この学校に入り込んだんだが、争った形跡や、荒らされた痕跡はなく、何も物色されておらず、盗まれた物も無く、清掃された状態で戸締りもされていた」「それが、本当なら、一体誰がなんの目的で教室に入ったのかは分からん」「今は、何事もなく学校の授業が出来る事がなりよりさ」「もしかしたら、ポルターガイストかもしれない」「ポルターガイストにしては、後片付けができるのは、変じゃないか?」
ホーク先生は、焔熱学級の寮に入ると、「昨晩、何者かが侵入したが、特に変わった様子らしきものはなかった。心当たりにある者は、各先生方に連絡を」と、クラスメイトに言いました。
「これって、学校七不思議のひとつなのかな?」「それ、迷信だろ」「とにかくさぁ、明日学校に行かないとわからないだろ」「何事も、起こらなければ良いんだが」「襲われたら大変なことになるぞ」と、クラスメイト達は大慌てで、話し合いをしていました。
翌日、学校にて、「誰にもばれませんように」と、ケントは緊張気味です。
朝のホームルームが終わり、授業が開始されます。
その時、(キンコンカンコーン)「全校生徒の皆さん、授業中失礼します。これより、校長先生による緊急の全校放送をします。本日、校内の実験室にて、謎のゲル状の魔物を発見しました。先生方は、至急、授業を中断し、生徒の安全確保をお願いします」と、放送が流れました。
どうやら、学校内で非常事態が発生したのであった。
なぜならこの生物は、危険な生き物の可能性が浮上したからです。
「非常事態が、発生しました。授業は、ここで中断します。生徒の皆さんは、安全確保を」と、先生は、生徒達を説得します。
「こうなったら、捕まえるしかない。行くぞ、ソフィア」「あっ、はい。お兄ちゃん」と、兄妹が、教室を出ようとします。
「おいフレイザー君、どこへ行く? 危ないぞ。教室で待機するんだ」と、ホーク先生が、兄妹を、止めようとします。「何があっても、先生は命の保証はしないよ」
教室を出て魔物を探す、兄妹であった。そして、魔物を発見したのであった。
「見つけぞ」「大人しく観念しなさい。もう逃げられないわよ」と、兄妹は、魔物に近づきます。
「ぷにぷに、ぷるぷる。ボクはつかまらないよ」その魔物は、スライムでした。
スライムは逃げ始めると、「待てー」と、兄妹が追いかけます。
スライムは逃げ足が速かったのでした。
追いかけ続けた結果、兄妹は疲れ気味で、「やっと捕まえた」と、スライムは、兄妹に捕まったのであった。
しかし、スライムは危害を加えることは無かったのであった。
その後、兄妹は、生徒指導室にて、二度と騒ぎを起こさないことを誓ったのであった。




