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入れ替わりで激やば!  作者: 藤谷 葵
第七章:元に戻ってもヤバい

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エピローグ

 以前の日常が戻ってきた……とは違う。


「梨琴、おはよう」


 学校の最寄り駅の日陰に立って待っていたら、声をかけられた。声の主は姫輝。

 顔を上げて、挨拶を交わす。


「おはよう……って!?」


 見上げた先に、見慣れぬ人が。いや、見慣れてはいるが、このパターンは今までにない。

 姫輝の隣には、悠橙先輩も一緒にいた。


「梨琴ちゃん、おはよう」


 あたしはにやけそうな顔を必死にこらえた。


「お、おはようございます。悠橙先輩も一緒なんてどうしたんですか?」


 そう質問すると、悠橙先輩はいつものにこりではなく、にやりと笑った。


「俺と梨琴ちゃんの仲でしょ?」


 からかわれているのがわかるので、澄まし顔で質問を返す。


「それはどういう仲ですか?」


 ツンとした態度を取りつつも、目でチラチラと視線を向けて、嬉しい答えを期待してしまう。


「兄妹」

「……」


 悪気はないと思う。いや、あたしの知っている悠橙先輩は、そんな悪意ある人ではない。じゃれているだけだろう。

 それにしても『兄妹』とは……。せめて『同棲している恋人』とか。


 自分で想像して、頬を染め身悶える。同棲は言い過ぎか。同居だね。


「……はぁ……、梨琴が何を想像しているか、なんとなく分かりますわ。お兄様、ほっといていきましょう」


 姫輝が背を向け、学校へと足を向けた。悠橙先輩も苦笑いしながらあたしに視線を向ける。

 置いて行かれそうになったあたしは、小走りに追いかけた。


「あ、ちょっと待ってよ! 突っ込みぐらい入れてよ!」


 二人に追いつくと、三人並んで歩き、入れ替わりの時の思い出を語った。

最後まで読んで頂きありがとうございます。


これで完結となります。

まあ、続編のアイデアは少しはあるのですが、それは機会がありましたら。

※本当に少しなので、アイデア量としては足りません。


完結なので感想を書いて頂けると嬉しいです。

『面白かったよ!』の一言だけでも(切実に)

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― 新着の感想 ―
いつも楽しく拝読させて頂いています。 こういう時だけ姫輝の勘が鋭いですね。 (コレを意思疎通に役立てればよさそうですが面白いですね) スピンオフで色々と書いてくれると嬉しいですね。 完結おめで…
感想一覧
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