↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
入れ替わりで激やば!  作者: 藤谷 葵
第五章:好きな人と夏祭りとかヤバい

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
48/56

47話

 蛍の光のように、所々に街灯や屋台の明かりがある河川敷は、人混み溢れていた。


 悠橙先輩に手を繋がれたまま、あたしも姫輝の手を握る。逸れて貰っては困る。計画が台無しになってしまう。

 欲望全開だが、夏休みだし、多少羽目外してもいいよね?


 三人で人混みを掻き分けていくと、花火があがり始めた。


「わぁ~」


 花火の綺麗さと、お腹まで響く轟音に歓声を上げる。

 花火に見惚れていると、誰かに見られている感じがする。

 視線に気づいた私は、視線の先を見る。悠橙先輩だった。優しい微笑みが、花火の明かりに照らされる。


 はしゃいでいて、子供っぽいところを見せてしまっただろうか? いや、青春真っ盛りなので、普通なはず! 待てよ? 姫輝としては行動がおかしかったか?


 視線を戻し、今度は大人しく花火を眺める。色とりどりの花火が、花開いては消えていく。まるで、あたしの今の心の内を表しているようだ。


 息苦しくなってきた。

 助けを求めるように、姫輝の方に顔を向ける。

 あたしの視線に気づいた姫輝は、何かを感じ取ったのか、心配そうな表情になった。


「梨……姫輝? どうしたんです?」

「い、いや、なんでもないよ」


 シスコン、ブラコンの関係が、近親恋愛ではないかと不安を感じたとは言えない。悠橙先輩が一緒にいるということもあるが、姫輝も含まれているので尚更である。

 近親恋愛というと「気持ち悪い」という印象だが、悠橙先輩と姫輝の二人だと、似合っているように感じてしまう。二人と親密になったせいかもしれない。


「なんか梨琴ちゃんって、姫輝に似てるね」


 ふいにそんな言葉が聞こえた。

 隣を見上げると、悪意なき笑顔で、あたしと姫輝を見つめている。

 姫輝の方に視線を向ける。

 金魚のように口をパクパクさせている。きっと「そうです! 私が姫輝です!」って言いたいのを堪えているのだろう。


「そ、そうかな?」


 動揺しながらも、言葉を捻り出す。


「ん~、梨琴ちゃんを見ていると、なんか妹感が強くて。おかしいよね」


 自分の発言に苦笑する悠橙先輩。

 いや、おかしくないです。あってます。

 あたしはちらりと姫輝に視線を送る。「どうする? 言っちゃう?」という合図的に。


 姫輝は察したのか、フルフルと首を振る。

 まあ、それもそうか。

 言ったところで、入れ替わり生活は変わらない。妹でない人間と一緒に暮らすには、気を遣わせてしまうことであろう。


「は、ははは。お兄様ってば、おかしなことを言いますね」


 頬を人差し指でポリポリと掻きながら、再び悠橙先輩は苦笑する。


「そうだよね。なんでそう思ったのか、自分でも不思議だよ」


 とりあえず、誤魔化せたようか?


「そ、そうだ! 何か買ってこようか?」


 自分で恥ずかしい発言をしたと思っているのか、一旦、頭を冷やしたいのか、この場から逃亡したそうだ。

 そんな様子に姫輝も気づいたのか、姫輝が食べたいものを口にした。


「たこ焼きと言うものを食べたいですわ!」

「わかった。買ってくるよ」


 悠橙先輩は、屋台のある方へと向かっていった。

 作り笑いでその背中を見送った後、顔に手をあてため息を吐く。


「ちょっと、姫輝! たこ焼きを頼んだ時、思いっきり姫輝感が出てるじゃない!」


 バツが悪そうに視線を彷徨わせている。


「あ~、ちょっとパニックになってしまってつい……」

「……」


 あたしも日頃、自覚がないだけでやらかしている気がして、それ以上何も言えなかった。

いつも読んで頂きありがとうございます。


ハラハラする展開!

この後どうなる?

作者も忘れました(笑)。


それにしても、文法?がバラバラですね……国語力の無さです(泣)。

勉強しなければとは考えているのですが、他にも色々とやるべきことがありまして(汗)。

※色々=小説創作系の課題


こんな作者ですが、応援や感想を頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
いつも楽しく拝読させて頂いています。 私は、文法と言われてもわからないですが 前よりも随分と良くなっている気がします。 気のせいではないと思います! 梨琴も姫輝もグダグダですね。 好きな人を目…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。