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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第3章
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刮目 その1


 外の風呂に行く前にもう一缶飲みたいと言うので、ちょっとだけ付き合うことにする。グラスにビールを注ぎながら、


「だけど、お前の息子… 孫、ホント良くできた子だよな」


 としみじみと呟く。


「まあな」


「…… その、なんだ、翔の父親って…?」


「ああ。真琴の旦那な」


 あそっか。翔の母親がマコトさんと言うのか。


「あ、いや、…マコトさん? の父親って…?」


「はあ? ああ、あの人のことね…」



 突然、夢見がちな顔に豹変する。懐かしさと嬉しさと、そして寂しさがクイーンの表情を彩るのを俺はやや落ち着きを無くしながら窺う。



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