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再会 その8
「おう健太、らっしゃい。そっちは?」
その女性が健太の肩を抱きながら、俺に向かって顎をしゃくる。それが妙に決まっていて、普段ならそんな無礼な態度を取られたら踵を返す所なのだが、唖然としている俺は黙ってその女性を眺め続ける。
「よぉーく見てみなよクイーン。俺の中学以来の大親友と言えばー?」
その女性は一瞬目を細め、やがて何かを思い出したかの表情で、呆然と俺を眺める。
まるで生き別れた友人を紹介されたような表情で、グイグイ顔を近づけてくる。近いって…
何度もその切れ長の目をパチクリさせ、形の綺麗な口元をヒクヒクさせ。
徐に自分の頬をつねったかと思うと、更に頬を二、三度叩き。
一体何やってんの貴女?
そしてようやく口を開く。
「…って、ウソだろ、マジで、キングじゃん……」
切れ長の細い目を大きく見開きながら彼女はそっと呟く。




