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戦乱 その6
「おいババア、何言ってんだ!」
「オメー黙ってろ。で、先にそのスタバで席に座ってたのどっちよ?」
「え… 彼ですけど」
「ふーーーーーん」
それ見たことか、とばかりにクイーンがニヤつく。
「何か?」
翔は半ばパニック状態となり、
「ちょっと、ホントやめてよー。あ、そうだ、金光さん、箱根八里と言えば…」
俺は声高らかに、
「♫ 大刀腰に足駄がけ〜 ヤンキーババアを踏み均す〜 ♫」
「パパ。ちょっと黙って。キモ」
「ダサいなお前、その何チャラ剣で娘にバッサリ斬られてやんの!」
カッチーン。目の前が赤く染まる。
「てめえ。降りろ! オモテ出ろっ!」
小田原厚木道路の変。最悪の出だしだ。




