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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第3章
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戦乱 その6


「おいババア、何言ってんだ!」


「オメー黙ってろ。で、先にそのスタバで席に座ってたのどっちよ?」


「え… 彼ですけど」


「ふーーーーーん」


 それ見たことか、とばかりにクイーンがニヤつく。


「何か?」


 翔は半ばパニック状態となり、


「ちょっと、ホントやめてよー。あ、そうだ、金光さん、箱根八里と言えば…」


 俺は声高らかに、


「♫ 大刀腰に足駄がけ〜 ヤンキーババアを踏み均す〜 ♫」


「パパ。ちょっと黙って。キモ」


「ダサいなお前、その何チャラ剣で娘にバッサリ斬られてやんの!」



 カッチーン。目の前が赤く染まる。


「てめえ。降りろ! オモテ出ろっ!」


 小田原厚木道路の変。最悪の出だしだ。



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