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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第3章
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戦乱 その3


「おおおお、カーナビ! スッゲー、おお、何じゃこれ、画面触って操作すんのか! ナウいじゃねーかコラ!」


 ナウい…… 何十年ぶりに聞いたぞコラ。案の定、Z世代が反応する。


「お祖母さま、ナウいって何ですの?」


「ハア? ナウいはナウいだべ。お前日本語知らねーの? ああ、地元の公立じゃわかんねーか、そっかそっか」


「そうですね、そういうウザいバブル語は公立じゃ習いませんから」


「てか、オメーはアタシの後輩なんだぞ、何ならコイツの後輩とも言う」


 運転中の俺の肩をポンポン叩きながら挑戦的に言い放つ。


 葵は顔面蒼白になり、


「今日と言う一日が台無しになること、言わないでもらえます?」


「んだとコラ! 舐めんなよ!」


「あ。またバブル語。翔くんに感染すると困るので、控えていただきたいですわ」


 バックミラーの中で、翔が蒼褪め凍りついている。いいか翔、余計な口を挟むなや、大人しくそこで眠ったふりでもしておけ。大人な男のアドバイスを念で送る。翔は俺の視線に気付き、カクカク頷く。よしそれでいい。ここは俺に任せろ!



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