前へ目次 次へ 64/550 決定 その2 「ぶはははは、アンタ達サイコー」 突如母がケタケタ笑い出す。どうした母よ。お通しに笑い茸でも入れられたのか? 「みっちゃん、アンタ覚えてる? 万引きした友達庇った時。その時の店員に何て言ったか」 「…… え」 みっちゃん? 母よ、何故この悪魔のような女をそんな親しげに… 「その老いぼれた目でぇー」 「ちょ、待っ」 急にクイーンがきょどりだす。なんか可笑しい。 「アタイらの若さ故の過ち、苦しみ、嘆きがぁー」 「ヒー、待て待て待て」 「全部見えるのかよー、ってか!」