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再会 その6
苦手である。この手の女性が途轍もなく苦手である。俺の好みとは対極にあるこの女性が、島田某さんなのだろうか。
年齢は間違いなく俺よりも上に見える。見るからに地元によくいるガラの悪そうな中年女性だ。
金色なのか茶色なのか、暗くてよく分からないが染めムラこの上ない雑な頭髪。一体何層まで堆積してるのかその化粧、喋るたびに剥離してるに違いない。やや暗い店内で不自然な白さはお化け屋敷のキャストとしては丁度いいだろう。
そして恐らくは俺と同等の質量と思しき体格体型。俺は巨乳好きなのだが、彼女は胸と腹が山脈をなしているアルプス山脈型であり、断じて俺の好みではない。街中で声を掛けられても、即座に目を逸らし足早に立ち去るであろう。
「あー、この子はお前知らねえかー、クイーンの舎妹の忍ちゃんな」
なんだ、この人がその島田何某さんではなかったのか。しゃまい? 何だそれ?
その女性は頭をペコリと下げながら、
「ちーす、初めましてっ 小林忍っす!」
仕方ないので、社会人の常識として俺も頭を渋々下げながら、
「金光です」
「こいつ、中学一緒でよ…」




