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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第2章
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激変 その3


「と言う訳なんだ。言ってる事、わかったな?」


 俺はそう言い放つとビールを一気に呷る。


「…マジか …軍司がクイーン口説いてるわ」


 そうじゃねえぞ健太。よく俺の話を聞け!


「こ、こいつ、姐さんのこと何だと思ってんだコラ!」


 少なくともアルプスの白豚ではないと思っているが何か?


「要は、会社の金で高級温泉だかに連れてってやるから、アタシに一発ヤラせろって話でいいのか?」


 ニヤニヤしながらクイーンがタバコの煙を俺に向かって吹き出す。


 アホかコイツ。誰がこんな年増の貧乳とヤリたがるかっつーの。


「断じて違う。いや、前半は正しい。後半がお前は間違っている!」


「流石支店長、じゃねーや、専務。会社の金か、いーなー」


「高級温泉って何が違うんだろ。ねえ、アタシらの行くのとさー」


「てか、アタシ惚れ抜いたオトコとしかしねーから。残念だったなー」


「断じて違う。俺は胸のない女には勃たない」


「俺は胸はどーでもいーや。やっぱケツな、ケツ」


「まさか高級な温泉にはさ、若返りのエキスとか脂肪が溶けるエキスとか〜」


「誰が貧乳のささくれたババアだとコラ、この歳で右手が恋人のクソじじいが!」


「ば、バッカじゃね、こ、困ってねーよ」



 俺はついカッとなり、大ボラを吹いてしまう。



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