表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第2章
45/469

変化 その4


 若い会社は面白い。飯食ってる最中に先輩の話メモるなんて。そんな姿は銀行時代に見た記憶がないし、やった記憶もない。


 その後飯が冷えるのも構わず、店のおばちゃんに追い出されるまで熱く指導してやると同時に、今更ながらこの業界のことを色々聞き出した、いやむしろ教えて貰った。


 旅行業。


 今俺が属している業界だ。東京オリンピックを控え、今最も伸びている業界であると言われているらしい。



 旅行、か。俺は一人溜め息をつく。


 俺自身忙しすぎて旅行なんてこの何十年殆ど行ったことがない。行ってみたいとも格別思わない。そう、俺は出不精なのである。


 休日には家で寝転んでいるのがデフォルトであり、連休なぞは日頃の激務の体力回復に充てていたものだった。今思うとそんな俺を里子も葵もよくぞ我慢してくれたものだ、心の中でオイオイと泣いてみる。


 そもそも、何故人は旅行に行きたがるのだろう。そんな原点回帰な気分のまま社に戻り、ネットであれこれ検索してみる。


 転籍して一年、初めてこの業界に、この会社に少し興味を持てた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ