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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第11章
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音速爆音 その3


 あっという間に食事を終え。その慌ただしい食べっぷりに笑ってしまう、レストランを出ると誰が言い出したのか、コスプレのサービスを皆でやろうという事になり。本当にお前ら大人なのか、と大きな溜め息を出しつつ、そのサービス処に皆で入って行く。


 俺も渋々新撰組の浅葱色の袴に袖を通す。男子は概ね俺と同じチョイスで、先生は幕末の何とか先生、を嬉しそうに決め込んでいる。


 女子は町娘、おてんば姫(婆)、くノ一などに。クイーンはどうしても花魁がいいと駄々をこねるが、これは数日前からの予約制であると言われ、事前準備の大切さをこの歳になって身に染みている様子だ。


 皆で写真や動画を撮りあっていると、突然奇声が上がる!


「出会え、出会え! 新撰組の御用改めである!」


「一番隊隊長、沖田総司です」


「二番隊隊長、永倉新八だっ」



 へー。意外にみんな詳しいな。歴史の授業は皆いびきかいて寝ていたくせに。


「七番隊隊長、井上源三郎であるっ」


 誰それ? ドラマや映画で新撰組は知っていたが、そんな隊士がいるとは知らなんだ。ところが先生が昔ながらの激怒顔で、


「違ーう! 和田ぁ、井上源三郎は六番隊の隊長だっ 間違えるなっ」


 先生… そうなのですか、知りませんでした。ですが… どうでもいいです。



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