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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第10章
340/359

全国制覇 その7


 かと思うと、当日残念ながら不参加の者たちが半ベソをかきながら、


「キング、忘年会な。忘年旅行! 何なら新年旅行でもいい。頼む、又企画してくれい」


「キングー、毎年やろうよ。もっとみんな集めてさー。うわードキドキしてきたー」



 いやまだ、今回も上手くいくか分からんし。何しろあの頃の我が中学は、生徒の半分が所謂『ツッパリ』、遠足や修学旅行などの校外行事で問題を起こさなかった事はない。



 特にクイーン、健太のグループの暴れっぷりは当時各所で相当有名だったらしい。本人たちが言っているので話半分に流していたのだが。先生は思い出したくない過去を無理やりほじくられた辛い表情で、


「特にお前ら三年の時の修学旅行は大変だったんだぞ。前の年に卒業式大乱闘で新聞載ったろ、ウチの学校はいわゆる全国区だったんだ」


 悪徳不動産業の青山が首を傾げながら、


「いや… それって先生が大暴れのせいでは…?」


 先生は急にキョどりだし、


「ば、馬鹿野郎! ヤツらはその前に窓ガラス割ったり消火器を警官に吹きかけたり…」



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