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承認 その4
その好青年が俺の顔を見るや、パッと明るい笑顔で、
「あっ、さっきは本当に有難うございました! あなたがAEDを直ぐに持って来てくれたのであのお爺さん助けることができました。って、え、何で貴方が?」
不思議そうな顔で俺と、健太と、クイーンを交互に眺める。
「遅かったじゃん翔、なんかあったんか?」
クイーンがタバコに火を付けながらモグモグ呟く。
間違い、ない。
ああ、神よ! 何と言う奇跡を… いや、イタズラを… 違う違う、何と言う…
俺が大混乱の坩堝にグルグル巻きになっていると、
「んーー、ちょっとね」
ウインクされた。ちょっとキュンとなる。
「腹減ったろ、鯖でも食うかぁ?」
「ありがとー。着替えてくるわー。で、お婆ちゃん、この方お知り合いなの?」
クイーンは満面の笑みで、
「おう。お前の彼女の父親って奴らしいわ」




