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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第10章
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喧嘩上等 その6


「そっか。そーいえば、忍ちゃんとクイーンって、どうやって知り合ったの?」


 忍はポッカーンとした顔で、


「へ? 話してなかったっけ? レディース一緒だったんすよ」


 女子限定暴走族、な。こないだ教わったよな。


「ああ、あの、何つったっけ?」


 ちょっとイキリながら、


「深川メデューサ。今でも続いている老舗の名門中の名門っす」


 は? 暴走族に老舗だの名門…… まあ、指定暴力団みたいなもんか。



 ふと横から、猛烈にググっている山本くんが口を挟む。


「知れば知るほど… 恐ろしい女ですよ。何ですかこの事件、『お台場の乱』って…」


 何じゃそれ? お台場の乱? 戦さなのか? まあ女子の暴走族同士のちょっとした睨み合いか、精々ビンタの応酬程度の騒動だったのだろう、と勝手に想像していると。


 忍が懐かしげな表情でポツリと呟いた。


「それそれ。その事件以来っすかねえ、アタシと姐さんの付き合いは……」



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