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承認 その1
冷たい生ビールをこれほど旨く感じたことがあっただろうか。喉を通り過ぎるビールの快楽に身悶えていると、
「いやー、お前大変だったなあ。てか、よく見つけてきたなADE」
「まあ、AEDな」
それな、と笑いながら健太も一気に生を喉に流し込む。
「それより健太。俺ら何でここいるんだよ?」
健太は馬鹿言うなという顔つきで、
「ちっちぇ事言うなや。そりゃお前、人の命助けたご苦労様会開くにゃ、ここだろが!」
俺は不貞腐れながら、
「いや分からんし分かりたくないわ。それに俺、」
俺は店内を見回し、この店のオーナーを怯えながら眺めつつ、
「本当は出禁なんだろ?」
と小声で囁くと、
「はぁー、クイーンがそんなちっちぇ男の訳ねーだろが!」
台布巾が健太の顔をヒットする
「オ・ン・ナ、な」
「お、おう、そうだ、女な!」
この店のオーナーが何故か素晴らしいドヤ顔で俺たちを睥睨する。




