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狂喜乱舞 その4
だが。この写真を眺めているうちに、唐突に思い出す。
「俺とお前、話した。話したよな? 俺、オマエと話したよなっ? 覚えてる! 生徒総会の後とか、あと卒業式の時とかにも!」
彼女は嬉しそうな顔で俺の腕を握りしめ、
「えへへ。やっと思い出してくれたか」
「そっか。島田光子な。そっかそっか。これが、あの『西中のクイーン』……」
思い出した。当時の俺はこの少女をハナから不良と決めつけ、まともに目すら合わせなかったことを… 不良少女には近寄るまいと、その存在すら否定していたことを……
「ま、マジで思い出したか?」
「…… ああ。でもあの時何を話したんだっけ? あの修学旅行前の生徒総会の時とか?」
クイーンはスッと視線を逸らし、天井を眺めながら
「んーーと。アタシも覚えてねーわ…」
「そっか」




