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狂喜乱舞 その3
しかし… 久しぶりに見ると、相当痛いなコイツら… クラスの七割はツッパリだ。剃り上げたリーゼントやパンチパーマ、ニグロもいる。そして太いズボン、ドカン、ボンタン、今の子供が見たら、唖然とするようなファッションセンスである。それに上着は単ラン、長ラン、確か裏地は紫色で金の刺繍を入れている奴が多かったな。ダッサ。
しばし懐かしの旧友を眺め、そういえばクイーンの若かりし頃… あれ…
「あれ、オマエ何組だったっけ?」
一瞬ギョッとし、瞬間悲しそうな顔をした後、作り笑いをしながら
「へへ、ちっと貸してみ。アタシはねえー」
ダメだ。本当に、思い出せない。あの頃のコイツのことを俺は何一つ…
「これなっ うわ… 若けーーだろーーへへ」
3年G組の集合写真の彼女が指さした先に、少女Aはいた。しかもさっきバスケ部連中が言っていた通り、不良アイドルそのものである。恐らく普通の格好、髪型をしていたなら、学年一、いや深川イチの美少女であろう。原宿を歩いていたら、間違いなく芸能事務所に声をかけられるであろう。それ程光り輝き美しい少女である。
髪は金色、ボブヘアーは川合奈保子風か。細く鋭く美しい目は仲森明菜を彷彿とさせる。スタイルの良さ(胸をのぞく)は松多聖子チックと言えよう。これ程の少女がいたのに、俺は全く思い出せない。




