300/590
狂喜乱舞 その2
「そーだ。上にさ、卒アルあるから、一緒に見よーぜ」
パッと嬉しそうな顔でクイーンが上を見上げる。
「へ? 今から、か?」
「いーだろ。明日土曜だし、会社ねーんだろ? たまにはゆっくりしてけよ。よし、ちょっと待ってろぉ」
「おいっ、ちょっ……」
ふー。ま、いいか。確かに明日と言うか今日は土曜。仕事も予定も何もない。それに… こうして彼女と二人きりの時間は滅多にないのだし。
しばらくしてクイーンが階段をテケテケ降りてくる。
「へへへっ アタシもこれ見んの、スッゲー久しぶりなんだよなあ」
などと言いながら俺の横に座りアルバムを開く。そう言えば俺のアルバムは何処にあるのだろう。母親に聞かねばその所在もわからない。
「オマエ、3Bだったよな、どれどれ… きゃは、いたいた! ほれっ!」
あはは。ホントだ。俺ガイル…




