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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第9章
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一心同体 その5


「それそれ。『コイツらは腐ってなんかいませんっ』て。俺吹いたわ、あん時。ブハハハ」



 一同腹を抱えて大爆笑となる。金子先生なぞ笑い過ぎて咳が止まらない。



 ……そう言えば、そんなようなこと、叫んだわ…… 恥ずい。恥ずかしくて消し去りたい。ファイルから削除し消去したい、その過去を…



「んで、金八っつあんも、マジでブチ切れてな」


「そーそー、『キミ達、この子達を離すんだ』って叫びながら、機動隊員をビュンビュン放り投げてな」


「『キミ達はこの子達の何を知ってるんだ! この税金泥棒が!』って、きゃははっ」


「最後の方、拳銃突き付けられてたよな、ウケるー、ギャハハ」


 ああ… 覚えてるぞ。過剰防衛だ何だと、機動隊長に叱られてたぞ先生…


「で、あの後先生達と俺ら、抱き合って号泣してな、」


「最後の最後まで俺らを守ってくれてな、あんな先公、後にも先にも金八っつあんだけだったぜ」


「校長も、教頭も泣いてたよな」


「お巡りもそれ見て、泣いてたよなあ」


「………」



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