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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第9章
289/469

一心同体 その2


 先生はおしぼりでおでこを拭きながら、


「あれぞ若気の至り、だったなあ。でもあの後大変だったんだぞ」


「なになに、校長の説教とか? 弁償とか?」


 ちなみに真っ二つに折れたテーブルを片したのは俺なんだけどね。


「違うよ。中三の番グループの奴らがさ、取っ替え引っ替え俺に勝負挑んできたんだよ」


 健太達は顔を青褪め、


「ゴクリ。俺らのいっこ上って… ヒロシ君達の代じゃん… 深川最恐の…」


 彼らが学校中の窓ガラスを叩き割り、警官隊が校内に突入した事件は全国紙にデカデカと載ってしまい、その学校の生徒である事がどれほど恥ずかしかった事よ……



「先生… 御愁傷様でした…」


「それは災難だったな、金八っつあん…」


 先生は何度も頷きながら、


「ああ、実に面倒臭かったわ。アイツらに大怪我させないようにするのがな」


「「「へ?」」」


 一同、目が点になる。



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