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一心同体 その1
ちょっとアホ臭くなってきたので俺はそっと席を外し、健太達のテーブルに向かう。先生が溶鉱炉の如く暑く熱く語っている…
「ホンッとお前らには振り回されたわー。大学出て最初の学校がオマエらだもんなあ」
江東区、いや東東京最悪最狂の中学でしたからね……
そんな最恐の教え子が青ざめながら、
「てか、アレはヤバイっしょ、テーブル叩き割ったの」
先生はちょっとムッとしながら、
「オマエらがちっとも話聞かないからだろうが! 三日前から挨拶の練習してたのにぃ」
覚えてる覚えてる! 若くて初々しい先生だな、と一瞬思ってすぐ取り消した事を。
「アレ、メチャ緊張してたよな金八っつあん、声震えてるわ噛みまくるわ」
「それそれ! もう大爆笑したわ。三年なんて床ひっくり返って笑ってて」
「そしたらいきなり『テヤーーーーっ』『バキッ』 静まり返ったよな…」
覚えているぞ! あの人は教師では無い、特殊部隊から派遣されたに違いない、と確信したことを!




