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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第9章
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終生不変 その7


「ともかく、コイツは中坊の頃はホント女っ気無かったわー」


 小室が軽い調子で言い放つや否や、


「…… ウソつけ」


 クイーンが小室を睨みながら即返する。おい。お前が俺の何を知ってるんだよ!


「は?」


「へ?」


 二人は困ったちゃんの表情で縋るようにクイーンを見上げる。



 そんな二人にクイーンは鬼の形相で睨みつけながら、俺を指差し、


「コイツ、生徒会の副会長と付き合ってたろーが…」


 二人は呆然とし、やがて腹を抱えながら、


「はあ? あの秋本とー?」


「ないないない。島田さんそれ何のギャグ?」



 クイーンは颯爽と立ち上がり、向こうのテーブルの一団に向かい大声で、


「おーい、律子ー キングって秋本ってえのと付き合ってたんだよなー?」


 店内は一瞬静まり、そして大騒ぎとなる。


 おいこら。どうすんだよこの空気?



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