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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第9章
286/521

終生不変 その8


「えーーーーーー」


「マジーーーーー」


「ひょえーーーーー」



 店内が騒然としている中、小柄で眼鏡をかけた真面目そうなおばさんがこちらにやって来て、毅然とクイーンに申し告げる。


「私達、付き合っていませんでした」


 その毅然とした言い方に、一瞬にして騒ぎが収まる。それにしても、この目の前の女性…


 何十年経っても変わっていない、思わず吹き出しながら、


「久しぶり、秋本」


 おばさんは眼鏡の奥からニッコリと笑いながら、


「金光君、お久しぶり。全然変わってないのね」



 クイーンは疑い深い目で俺たちを見比べ、今日の所は勘弁してやると意味不明の言葉を吐き捨てて、健太たちのテーブルに歩き去って行った。



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