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ほとばしる 金の光の 青葉の夜
マズい。どれほどの寝相なのか… すっかりクイーンの胸元は肌蹴ており、間接燈がその胸を惜しげも無く照らしている。帯から下も実に淫らな足の組み方だ。
実に、マズい。心が火照り始めた。リトルが充血を始めた。
非常に、マズい。背中からの右手がリトルを翻弄し始めた。首筋、そして耳元への吐息は正に『天城越え』だ。
本当に、マズい。心が完全に燃え始めた。リトルは満充血を終え、次なるビッグバンへの準備が急ピッチで進んでいる。このままではヤバイと思った瞬間、彼女の鼾が一瞬止まり、こちらに半周分の寝返りを打つ。俺の胸に彼女が顔を埋める絵図となる。
妙な錯覚に陥る。硬直した俺を扱っているのが背中の後輩でなく、彼女だと。心臓の鼓動はこの部屋の寝息、鼾を凌駕し、体は終焉がすぐそこであると主張している。
我慢の限界を辛うじて保ち、最悪の事態の回避策を必死で探り、それを思い付いた瞬間に彼女の鼾が止まる。
そして、そっと呟く
「ぐ ん じ」
俺の体が終焉を迎え、激しく脈動したのと、背中の温もりがスッと離れたのが同時であった。
どれぐらいの時間が経ったのかわからない。彼女が再び鼾を始め、寝返りで俺から遠ざかった後、身も心も灰になった俺は一人そっと浴室に向かう。




