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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第7章
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みずげんか その3


「わりーな、ま、いつもこんな感じ、人に対してはなー」


 人に対して…… ちょっと吹き出しながら、


「実の母親であるオマエにもか?」


「まーな。てか、アイツがマトモに喋るやつって、コージとビンと、あとー? いたっけ?」


 真剣に指折り数え始めたので、


「わかった。もういい。えっと、キヌさん? 僕らはここで待ってれば…?」


「そうですね、座って待っててくださいね」


 俺たちをニヤニヤと笑いながら眺めている彼女にも聞いてみよう。


「失礼ですが、龍二先生、あなたとは… 普通に会話とか…?」


 そんなの有り得ない、と表情に出しながら吹き出しつつ、


「まあ、似たような感じですよ。あ、こちらで手続きお願いしますねー」


 純子さんが相当不安げな様子で受付をしていると、突然診療室のドアが勢いよく開く。



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