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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第7章
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雲の峰 その5


 ゆうこの娘さんの犬をドリトルのところで診てもらい、その後修善寺へ向かうというプランを共有し、あとは三津浜のドリトル、こと龍二くんの話で盛り上がる。


「ちょ、何それー 動物と話できちゃうって〜 すっごーい」


「葵ちゃん動物は何が好き?」


「えー、犬も猫も大好きだよぉ」


 嘘をつけ! 犬も猫も嫌いじゃねーか。本当にあざといな、我が娘ながら…


「でも翔くんが一番好き♡ ってか。かー青春だねえー」


「ちょ、忍さん、勘弁してくださいよっ もー てへ」


 アオハル振りを笑顔で眺めていたゆうこがポツリと、


「うちのパドス、良くなりますよね…? 先輩の息子さんなら、なんか安心です」


 すると健太がニヤリと笑いながら、


「でもよ、病気は治るかもしれないけどさ、スッゲーガラ悪くなっちゃったりして」

「真っ先に健太のアソコに噛みつくよう仕込ませっか、なあ」


 健太が股間を隠す素振りを見せながら、


「ダメよダメダメ、勘弁してよークイーン…」


 忍が吐きそうな顔で、


「いやいや、ワンちゃんにバカと梅毒移っちゃいますからやめときましょ」


「誰が梅毒だっつーの。俺はただのバカなほーけーだっつーの」



 …… 全然龍二くんの話から脱線し、いつものお下劣路線に接続されて行く… って、今宵は中学生がいるから勘弁して欲しかったのだが、ああ、さてもさても遅かりし由良之助…


 翔は気まずくしているが、娘はギャハハと大笑い。大事に育てた我が娘、下ネタ好きと知った夜、どこで育て方を間違えた、死んだ里子に聞いてみりゃ、そいつぁアンタのせいだよと、自業自得の成れの果てぇーー



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