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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第6章
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あおうめ その3


 こうして、修善寺温泉旅行が決まった。


 間宮家の飼い犬、名前はパドスと言うらしい、も龍二が診てくれる事となったが、ゆうこの娘さんも付き添う事となった。


 何でも勤め先の会社が真っ黒黒スケのアレだそうで、娘さんは完全に社畜と化しており、親として少しは有給を消化させなくては、と考えたそうだ。魔性のオンナは意外にも、娘思いの賢母なのである。



 娘さんは電話で初めは同行を渋っていたが、クイーンの息子さんが大変有名な名医だと言うと、何とか上司に掛け合ってみるとの事。


 そうなの有名なの? と聞くとさあ知りませんけど、とウインクされる。


 やはり恐ろしいオンナだ。



 まあクイーンの息子だけに、そこそこいい獣医なのでは、と勝手に想像してみる。

来週の旅行の楽しみがまた一つ増えた気がし、時計をみたらそろそろ閉店の時間だった。



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