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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第6章
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ドクダミ その7


 妻が死んで以来、夕食は家でほぼ食べていたのが、ここのところ週の半分以上は『しまだ』で過ごしている。そして彼女の顔を見てホッとし、彼女と食べて飲んで腹の底から笑って過ごすこの時間が欠かせなくなりつつある。


 育ちの違い? 社会階級差? 


 そんなモノを超越して、俺はクイーンに心が傾いている。


 好きか嫌いか、と問われれば、好きと即答できる。


 では、今すぐにでも付き合いたいか、これから一緒に暮らしていきたいほど好きか? と問われるとー


 そこで即答できない自分が、いる。



 そんな思いに一人耽っていると、ゆうこが隣にきて、他の三人に聞こえない声でそっと呟いた。



「まだ、あるんだ、チャンス」



 ギョッとして振り返ると、彼女はクイーン達と別のトークを始める…


 そんなゆうこの姿を呆然と眺めてしまう。



 恋心 あてもなく今 梅雨の空



 間宮先生、如何でしょうか……



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