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衝突 その7
「あー、翔? アタシ。お前さあ、彼女の名前なんだっけ? え? ちょっと待てって何だよ、おい、(バタン)ってどこいんだよお前、え? カネミツ? アオイ? あっそ、じゃ。おい、ホントだったな。ウケる〜」
クイーンが腹を抱えて笑い出す。
「ホ、ホントじゃねえよ、クッソ、こんなイカれたクソ女のっ」
店内がシンと静まり返る。
クイーンが何故か悔しげな表情となる。蒼褪めた健太とアルプスの白豚が慌てて止めに入る。
「まーーまーーまーー、よし、そろそろ行くかなあ軍司っ」
「ね、姐さんー、そろそろお会計をー」
俺は立ち上がり、吐き捨てる様に、
「こんな女の孫…」
更にクイーンが悲しげな顔になる。
「も、文句あんのかよ」
「オマエに似て、金髪にタトゥーでも入れたイカれた小僧なんだろうが。絶対許さ…」
言い終わる直前に顔面に大さじ十杯ほどの塩が飛んできた。目を閉じる間も無く激痛が両眼に走る。その直後腹部に鈍い衝撃が走り、自発呼吸が出来なくなる。と同時に髪の毛を掴まれ顔を起こされた瞬間、顎に打撃を受け……




