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ドクダミ その4
「あ、あんな姐さん、見たことねーわ。何なのキンちゃんあれ?」
クイーンと何十年の付き合いの忍も知らないモードに恐れ慄いている。
「クイーンが、優しい言葉喋ってるの、初めて見たわ… 逆にメチャクチャ怖えー」
中学生以来の付き合いの健太も全身を震わせながらビビっている。
「光子先輩… 昔から自分のことより人のこと… 全然変わってない。からこそ、ちょっと悲しいな…」
そうなのか? ゆうこがポツリとクイーンの変わらぬ人柄を語ってくれる。
それにしても。
まさか、あいつがそんなことを考えていたとは、全くの想定外だった。俺との社会格差? 育ちの差? アイツが笑って蹴飛ばすと思っていた事を実はアイツ自身が一番気にしていたのだ。




