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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第6章
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ドクダミ その1


 ひと踊り終えて、四人でジョッキを飲み干してから。あ、因みに今日も他の客は半分くらいは入っている訳でして。俺たちの狂乱ぶりを笑って許してくれた訳でして。


 クイーンがiQOSを咥えながらカウンターに戻ってくる、そうあの次の日から、『居酒屋 しまだ』は終日禁煙、但し電子タバコを除く、となった。と同時に、彼女は紙巻きタバコをやめ、iQOSにしたらしい。


「ったく迷惑な客だオメーら。てか、忍も一緒か、仕方ねーな」


 健太も一昨日手に入れたばかりのiQOSを慣れない風に吸いながら、


「それよりさクイーン、とっととキングと付き合っちゃえよ。軍司も満更でもねー見たいだしよぉ」


「そーよ姐さん。もう銀行員じゃねーし、よく働きそうな小娘もいるし。とっとと押し倒しちゃいなよ、きゃは」



 また健太と忍がお節介にも、俺とクイーンが付き合うのかどーか、と小煩く言ってくるので、


「あのな。俺らさ、まだ出会って二、三ヶ月くらいだぞ。そんなポンポン話は進まねえの。クイーンの気持ちだってあんだろう。なあ?」


「「……」」


 クイーン、健太が気まずい顔となる。



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