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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第4章
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はじまり その8


「は、はあ? べ、別に… その… まあ、アンタさえアレじゃなきゃ、うん、いんじゃね?」


 ? ハッキリしない答え。コイツらしくない。


「じゃ、じゃあさ、逆に聞くけどさ。アンタみたいなエリートがさ、なんでこんなババアとこうしてんのさ。若くて巨乳の子がいるお店とか行けばいーのに…」


 正直最初はそう思っていた。が、


「それは… お前が愚直と言うか、真っ直ぐで。人として信頼できるから」


「お、おう。あ、あんがと…」


 こんな口説き文句、フツーの女子なら「は?」なんだろうな。



 てか、口説いてる? 俺が? コイツを?


 イマイチよくわからない。


 俺はコイツに惚れているんだろうか? 


 一つ確かなことは、俺は人としてコイツに惚れていることだけだ。


 女としてコイツを見ているのだろうか? 


 タバコを吹かす横顔をそっと眺めてみる。


 相変わらずノーメイクながら整った顔立ち。スッとした鼻梁。ゾッとするほど美しい切れ長の目。


 そして… あの露天風呂で見た、完璧な美しい裸体。そして…



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