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帰宅路 その4
「そ、そんな、事って… まるで小説みたいですね…」
翔は呆然としながら俺の話を聞いてから呟く。
「何だかなー。君ら親子… 婆子と知り合ってから何かと騒々しいわな、俺の周りは」
「婆子って… でも、良かった。また無事に助かって。でも、そうかー、温泉行っちゃったんだ泉さん」
「ん? どゆこと?」
「泉さんって心臓弱ってるから、本当は温泉とかNGなんですよ。ほら温泉の忌避症には心臓病ってあるじゃないですか」
「あ、そうか。そうだよな。じゃあ何で…」
「仕方ないんですかねー、仕事というか趣味というか…」




