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King & Queen   作者: 悠鬼由宇
第4章
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帰宅路 その2


 出た。人格変化の術… このモード、結構クセになりそうだ。


「誰だよ、トシヤさんって?」


「龍二の父親よ」


「龍二って?」


「長男よ。」



 また彼女の事を知る。確か翔の母親が長女のマコトさん。その弟と言うことだろうか? と言うことはクイーンの二人目の男だ。二回目の男の出現である。俺は俄然興味が湧き、


「その、トシヤさんってさ…」



『間も無く 目的地です 運転 お疲れ様でした』


 クイーンは元に戻り、二人の姿を認めると


「おーーいたいた。おーーい、ショーーー、アオジルーー」


 人の大事な娘を健康食品扱いするなよ…


 二人はそれぞれ幸せそうな顔と心配そうな顔をしながら車に乗り込んで来る。カーナビに自宅をセットし、十時には到着予定とわかる。俺はゆっくりと車を走らせる。



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