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我が狂気と決別す時。





「う、痛・・・・」


薄目を開いて私は額に走る凄まじい痛みに悶える。

嗚呼、この痛みは知っています・・・。

ラルーさんの凄く痛い頭突きの痛みです・・・!


「月希姫・・・!!良かった・・・!」


突然、救動さんが私を抱きしめる。


「ラルーさんは・・・?」


「私ならコッチだよー」


何故か感情が全く篭ってない空っぽの声で、ラルーさんは

陽気に答える。


何か昔のメイナさんみたい・・・。


「突然、倒れている月希姫に容赦なく頭突きをかますから

何事かと思ったら月希姫が起きたぞ・・・

そんなにラルーの頭突きは痛いのか・・・?」


お兄さんは哀れみの声を私にかける。


「はい、物凄く痛いです・・・

出来れば二度と喰らいたくはないです・・・」


「そんなにか・・・・!?」


救動さんは驚愕の声を漏らす。


一体、どうすれば頭突きがこんなにも痛くなるのでしょう・・・?

ラルーさんの全力の腹パン×二回と顔面キック×一回を受けて気絶した、

イヲナさんが徹底的に哀れに思います・・・。


「刑事さん、家庭教師君、とてもいい知らせ・・・

というか、朗報があるわ」


「は?突然、何だ?」


「月希姫はとうとう狂気の感情を捨てる覚悟が決まりました!

わー、パチパチー」


相変わらず空っぽの声で一人で手を叩く。

ラルーさん、さっきからどうしたんですか・・・?

ハッキリ言って、怖いです・・・・。


「もうか!!?」


「いくらなんでも早すぎやしないか!!?」


救動さんとお兄さんはびっくりしている。


「私は救動さんとお兄さんと一緒に幸せになるため、

この感情を捨てる事に決めたんです・・・!

救動さん・・・お兄さん・・・

私と一緒に幸せになってくれませんか・・・?」


「色々と誤解を招きかねない発言だよー?

一応、言っておくけど、家族として幸せになろうって事だからねー?」


ラルーさんが空っぽの声で私の発言を訂正する。


「もちろん、いいに決まっているじゃないか・・・!」


「・・・兄として頑張る・・・」


救動さんは最高の笑みを浮かべ心強い言葉を言う、

お兄さんは照れくさそうにぼそりと呟いた。


「ありがとう・・・!!」


嬉しさのあまり私は涙を流す。


「あ、あのー、一つ、問題!というか、障害?・・・

やっぱ、問題・・・そう!問題があるよ!」


「お前、さっきからどうした!?」


「嫌・・・何でもない・・・ていうか!

問題をまず解決しないとでしょ・・・!!」


救動さんはさっきから挙動不審なラルーさんにツッコミを入れる。

だが、無理やり話をラルーさんは変える。


「問題というのは何だ?」


「月希姫の狂気の感情をどうやって捨てるか、でしょ?」


「・・・」


「・・・」


「・・・」


「・・・ねぇ、現実、そう甘くないからね?

現実逃避はよくないよ?」


「・・・家族愛でこういうのは治せる・・・かな?」


「・・・治せる訳がない・・・んな、正義が勝つ素敵物語みたいに

都合よく簡単には治らないよ、この狂気の感情はさ、」


「・・・ラルーさんも知らな


「知らない」


そうですか・・・」


空っぽの声で

淡々と現実を突きつけてくるラルーさんが恐ろしい・・・。


一体、どうしたんですか・・・?


「・・・なぁ、ラルー、」


「何?刑事さん」


「いつぞや月希姫に頭突きをかます為だけに

わざわざ家に来たことがあったよな?」


「あぁ、あれはイヲナの精神操作を月希姫は施されていたから

それを解除する為にやったのよ」


「さっきも月希姫が起きる前に頭突きをしていたが・・・」


「あれは月希姫が目覚めるようにしたのよ、」


「・・・頭突きで何でそんな事が出来るんだ・・・」


「それはね、頭突きをした時、

私と月希姫は同じ箇所に電気的な痛みが走る


そして、その瞬間よりも短い刹那だけ痛みで

私と月希姫の精神は繋がるの、

その時に私は相手の精神に干渉する事が出来る・・・


面白いでしょう?」


「・・・じゃ・・・記憶を抜き取る事が出来るのか?」


「出来るわ、現に月希姫を救う手段が見つからなかった場合は

頭突きをして記憶を抜き取るつもりよ?」


「・・・なぁ・・・」


「何?」


「記憶が抜き取れるのなら、

狂気の感情だけを抜き取る事が出来るんじゃ・・・・」


「・・・」


「・・・」


「・・・」


「・・・」


「・・・ふッ・・・刑事さん、一枚上手ですな・・・」


「そりゃ、どうも・・・」


微妙な沈黙の後、ラルーさんは救動さんをカッコよく褒める。


「・・・何で私はこんな簡単な事に気付かなかったのかしらー?

全く・・・確かに私は何でも出来るのが売りだったのにー」


「だけど、ラルーさん!」


「んー?何ー?」


「私の狂気の感情を抜き取ったら

この狂気の感情はどうなるんですか?」


「そりゃー、私の狂気の感情の一つになるだけだよー

問題なんてないでしょー?」


「問題大アリですよ!!?

ラルーさん!!」


「どこが?別にいいでしょう?」


「そんな事をしたら、ラルーさんの元からあった狂気の感情が

更に加速して大変な事に・・・!!」


「ダイジョーブ、ダイジョーブ

加速なんてしないよ」


「何でわかるんですか・・・?」


「だって、既に私は壊れているんだもの、

これ以上、壊れても大して変わらないでしょ?」


「・・・それは・・・なんだか、悲しいです・・・

そんな辛い現実を黙って受け止めて、何もせずただもっと壊れていくなんて

ラルーさんがとても可哀想・・・」


「そうこう言っている内に月希姫の狂気の感情、抜き取り開始ッ!!」


「えええええ!!?」


ラルーさんは私の言葉に耳を貸さず、私の胸倉を掴み、

私の額にラルーさんは自分の額を合わせる、


狙いを・・・定めている・・・!?


その瞬間、視界が真っ白キラキラに・・・。










・・・










具体的に、私の身に何が起こったかは理解出来ませんでした。

でも、思考だけは何が起こったかを理解出来ていました。

ラルーさんに、本日2回目の頭突きをカマされたのです。


「月希姫、今日は災難だったな・・・」


救動さんは私を揺さぶり起こすと、まず先に言う。


「・・・ええ、全くの災難です・・・」


額が凄く痛い・・・。


まだ最初の一撃の痛みが引いてないのに

更にまた一撃を喰らうなんて・・・。


死んだ方がマシ・・・。


「死んだ方がマシって、そこまで私の頭突きは痛いの?

皆、凄く痛そうにしているけどさ・・・?」


「痛いんですよ、物凄く!

あと、ずっと前から気になっていたのですが、

ラルーさんって人の心を読めるんですか・・・!?」


「ん、そーだよー「覚」って言う妖怪に遭遇した時に、

絶対その能力は役に立つと思って、頭突きしてその能力を

コピーしたのさ、」


「え、コピー・・・?」


「・・・説明・・・必要?」


「必要です」


「ソウデスカ・・・こほん、

えー、私はこの力を手にした当初、私に出来た事は限られてました


それが


“予知能力”


“世界操作”


“時間操作”


“召喚魔法”


そして・・・“コピー能力”・・・


十分、“コピー能力”がなくても他の能力は脅威的だけど、

この当時の私には

今ほどの私みたいな無双ができるほどの余裕はなかったわ

こんな余裕が出来るようになったのは、

やっぱり、“コピー能力”のおかげだと思う


普通、“コピー能力”には限界があるでしょう?


例えば、


一つの能力しかコピー出来ないとか、


複数の能力をコピーしても使用出来る時間が限られるとか、


でも私の“コピー能力”には限界はなかった


無限に数多くの能力をコピー出来るし、

一度その能力をコピーすれば永久的に使用し続ける事が出来る


同時に複数の能力を使う事だって出来るわ、


そして私の“コピー能力”の最大の特徴は、

コピーした能力を掛け合わせたり、

改造を施して他の事を成せるようにしたり・・・


無限大に強くなれた

頭突きをした時に記憶を抜き取れるのも、

この“コピー能力”のおかげよ」


「な、なるほど・・・」


“おっと説明好きに拍車がかかってセリフが長くなっちゃった”


とラルーさんは手を広げ感情のこもっていない声で笑う。

それはもう、とても楽しそうに笑っている。


感情がこもってないのに

楽しそうにしている今のラルーさんはなんともシュールだった。


「で、月希姫から狂気の感情を抜き取るのは成功したのか!?」


救動さんは声を荒げ、ラルーさんに聞く。

うーん、私には狂気の感情が消えたかなんて解らないから・・・。

ラルーに聞くしかないようだ。


「んー私にもよく分かんないので実験してみましょう!」


「実験って・・・どうするつもりだ?」


お兄さんが疑いの目をラルーさんに向ける。

お兄さんは何故かラルーさんをイマイチ信用していないようです。


「これまた分かり易い実験ですよー家庭教師君?」


そこでラルーさんは邪悪に口を歪ませて笑う。

その表情には狂気が満ちているのが感じ取れました。


一体、ラルーさんは何をする気・・・?


「月希姫

ほれ、これを持ってなさい」


「え」


ラルーさんは無理やり私に何かを握らせる。

そして私から一歩後ろに後退する。

そこで私は握らせられた物を見る。


え・・・!?


私の手には銀色に輝くナイフが握られていた。


まさか・・・!


私はラルーさんを見る。そのまさかだった。


ラルーさんは左手を横に伸ばして、右手にナイフを握っている。

ラルーは特徴的な黒い革手袋をはめているのですが、


普通、手袋は手首までを覆う形なのですが、

ラルーさんがはめている黒の革手袋は手首を覆わない形なのです。


だからラルーさんの白い手首が常に晒されているのです。


そこにラルーさんはナイフを当てて、

一気に手首を切り裂いたのです。


突然の自傷行為に私も救動さんもお兄さんも驚いて固まってしまいました。


だけど・・・。

私は違う意味で固まってしまったのです・・・。


「綺麗・・・」


私は見惚れて固まったのです。

ラルーさんの白い手首から脈々と滴る真っ赤な綺麗な血・・・。

うっとりと、見惚れたのです。


「ねぇ、月希姫

今の発言はどうかと思うよ?」


「あ・・・どうしよう・・・!

これって・・・!」


「ううん、私の試みは成功したわ」


「え・・・?」


「こういう狂気の感情はほとんど本能的な物なの、

だから完全に抜き取るなんてことは、やっぱり出来ないの


でもね、もしその狂気の感情の質がもっと小規模な物に変化し、

抑制心が増したのであれば、それは狂気の感情が

なくなったと言っても差し支えはないでしょう?」


「どういう事・・・?」


「つまりは、


「全てを赤い血で穢し尽くしたい」という大規模な感情を

「赤い血に見惚れる」程度に押さえ、


抑制心を強めれば、無いも同然でしょう?って事


それにいざという時に、その狂気の感情を

利用すればある程度私みたいに無双が出来るし、いいでしょ?」


「・・・だけど、私から「全てを赤い血で穢し尽くしたい」って

いう感情を抜き取ったのなら、ラルーさんにも何かしらの影響が・・・」


「んー多分・・・私の圧倒的な狂気に潰れてしまったと思う」


「えええええ!!?潰れた!?」


「にししし・・・!私の狂気の感情をなめんなよ!」


ラルーさん・・・恐るべし・・・!


「というか!

大丈夫なのか!手首を切って!」


救動さんは心配の声を上げる。


すると、ラルーさんは何を思ったのか

救動さんに血が流れ続けている手首を突き付ける。


それに救動さんは戸惑って後退する。


「忘れたの?私は怪我しても治るのよ?」


そうラルーさんが言うと、手首の切り傷から流れる血が止まる。

そして次第に真っ赤な線を描いていた切り傷が消えた。


「命に関わる傷までも治せるのか・・・」


救動さんは頭痛がしたのか額を押さえながら言う。


もはや目の前にいる常識をガン無視するラルーさんに関しては

疲労が増すばかりのようだ。


「今の実験で何が分かったんだ?」


お兄さんは呆れた表情で言う。

何故・・・呆れている・・・?


「ん、もし、私が手首を切った時に月希姫がナイフで私に切りかかったら、

月希姫の狂気の感情の抜き取りに失敗したという事


月希姫思考的に「もっと!もっと真っ赤な血を流してよ・・・!」

だったらアウトね


だけど私が手首を切って流れる私の血を見てボケーと固まったら

抜き取りは成功した・・・私の試みが成功したという事さ


月希姫思考的に「綺麗・・・」だったらグッジョブ」


「私の思考まで説明しなくてもいいです・・・!!」


なんだかとても恥ずかしいので、

全力でラルーさんを止める。


「そこまで分かるというのなら、

世界の機密情報も全部バレバレなのか?」


「そりゃー、もう、バレバレですなー

なんなら教えたげようか?」


「いい!教えないでくれ!

私は平穏な人生を歩むんだよ!」


「もう平穏じゃなくなっている事についてコメントはー?」


「ノーコメント!」


「そーですかー」


うん・・・世界の皆さん。

ラルーさんを敵に回したら絶対勝ち目なんてないので、

喧嘩は売らず友好的に接しましょう・・・。


私はそう遠くの誰かに向け、棒読みで思いました。


「あ・・・所でイヲナさんをどうするんですか?」


「ん?イヲナ?あー、大丈夫

徹底的に拷問るから安心しなー」


「え」


「んー今回は西洋拷問フルコースと行くかー」


「ラルーさん・・・」


「何?」


「ラルーさんは鬼ですか・・・?」


「プッ、それはソノカに言うべきセリフだねー!

あ、今度、言ってみるーどんな反応するかなー?」


「答えてください!」


「・・・うん、よく「お前は鬼だ!」とか「魔女め!」とか

「化け物!消えろ!」とか色々、言われてきたので、


私を鬼と形容すれば私は鬼になるし、

魔女だと罵られれば魔女なんだよね、

だから、ここで否定しても人間の先入観には勝てないので、

何も言いません」


「・・・なんか、その・・・ごめんなさい・・・」


「別にいいよー全然気にしてないしー」


ラルーさんの今まで歩んできた歴史を私は全く知らないけれど、

色々あったんですね・・・。


残念ながら哀れむ事は出来ません。

ラルーさんの性格上、

彼女のせいで酷い目に合わせられた人がきっと大勢、いるからです。


いえ、確実にいるのです。そうでもなければ

「お前は鬼だ!」「魔女め!」「化け物!消えろ!」と

罵られる事なんてないはずなんです、


それに彼女は曖昧な立場に立つ事が多く、その言動や行動から

敵だと誤解されやすいのだと思います・・・。


「・・・ホント、正確な思考をするねー・・・月希姫は」


そして私の思考を読んだラルーさんは悲しげに言う、

ごめんなさい、悪気はないのですが、

そういう誤解されやすい事をするラルーさんも悪いと思います。


「さ!今回の事件の後始末は刑事さんに任せた!

とりあえず一件落着したんだからおウチに帰りなさい!

一応、送ってくからさ!」


そう言って、ラルーさんはイヲナさんの首根っこを掴み持ち上げる。

いつの間にお面に御札が貼られている

イヲナさんを見て思わず、笑ってしまいました・・・。


悪く・・・思わないでくださいね?


それから、私達は屋敷を抜け出し、ラルーさんの車に乗り、

そして何日ぶりかの我が家にやっと帰れたのです。


そういえば窓を破られたんでしたよね・・・?

扉も蹴破られて・・・後始末が大変そうだ・・・。


「じゃ、何かあれば連絡よろしくー


あと、メイにゃんが手伝いに行くと思うから歓迎よろしくー

刑事さん、メイにゃんも殺し屋だけど逮捕はしないであげてね?

彼女、無理やり裏へと追いやられて、表じゃ生きていけなくなった

とーっても可哀想なメイドさんだからさ、そんじゃよろしくー」


そう言って車の扉を閉じて、窓の向こうからずっと手を振りながら

ラルーさんは帰って言ったのです。


確かに狂っていて、とても怖いのですが、

とても優しい人でもあったのです。


だから、助けてもらった私は一生、ラルーさんに感謝し続けるのです。


「救動さん、いつかラルーさんに「鶴の恩返し」みたいに

恩返しをしませんか?」


「そうだな・・・」


「俺はそんなもんいらないと思うぞ、」


「お兄さん、酷い事を言いますね?」


「所詮はラルーが勝手に暴れて、

その結果、俺らが救われたというだけの事なんだ、

それにラルーはどうせ報いなんて望んでないんだよ」


「・・・報いを望んでない、

なんて“正義の味方”みたいですね?」


「・・・やり方や掲げているモノは明らかに間違ってるけどな・・・」


「・・・それはそうと、

私にとって一生、忘れる事のない出来事がずっと続いて疲れました

そろそろ、家に入りませんか?

ガラスの後片付けとかで、しばらくは大変でしょうけど・・・」


「あ、忘れてた・・・!!」


救動さんはハッとしたように目を見開く。

そしてそれを見て“これは傑作だ!”と言わんばかりに

お兄さんが笑う。


それに釣られて私も笑ってしまう。

嗚呼、なんだかこれは・・・。家族みたいだ・・・。





―――――ラルーさんも・・・幸せになれる日が来るのだろうか?

私は気付いたのだ。


もう一つの世界の私が消えた後から、

ずっと声に感情がこもっていなかったのは、私に嫉妬をしたからだ。


ラルーさんは幸せになれていないんだ。

だから幸せになれた私に・・・。


ラルーも幸せに・・・なれたらいいな・・・そしたら、きっと―――――


    私とお友達になれるよね・・・?待っています

     私の・・・最初の“お友達”になってくれますよね?

        幸せになれたラルーさん・・・?




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