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青春
おなしゃす
あれは、確か2022年の夏の話、蝉が鳴きじゃくるころ、僕は友達に暴力を振るってしまった。理由は単純で、友達が母の悪口を言ったからである。
その友達を友Aとしよう、友Aとはその時、親友と呼べるほどの仲だった。
だから殴ってしまったのかもしれない。
当時の僕は裏切られた気分だったのだろう。
今思うとしょうもないとしか言えない。
勝手に人を信頼して、勝手に裏切られて、
挙句の果てに暴力を振るう、
僕は何処かのガキ大将だったのだろうか?
僕がいじめの対象となったのはそこからだった。
2023年の春
田舎に住んでいた僕は小学校と同じメンバーで中学に上がった。それからと言うものは…
男達に無視される。殴られる。
女達からは金を取られる。そこまではよかった。
だが、僕以外に被害が及び始めた
ある日、僕のお爺ちゃんが田んぼの端で冷たくなっているのが見つかった。
死因は窒息死、葬式は家族だけで執り行われた。
静かに泣く母、
その横顔は、何処か綺麗だった。
続きます




